【一白水星】高島易による2018年10月の運勢

※満年齢に1を足すと 数え年になる。1月1日より2月節分までに生まれた人は、その前年生まれの本命星 十干となります。きょうも満年齢を使っています。かつどうすること

 

1 年齢・・・2017年満1歳 丁酉(ひのと とり)、 2008年満10歳 戊子(つちのえ こ)、 1999年満19歳 己卯(つちのと う)、1990年満28歳 庚午(かのえ うま)、 1981年37歳 辛酉(かのと とり)、1972年満46歳 壬子(みずのえ ね)、 1963年満55歳 癸卯(みずのと ね)、1954年満64歳 甲午(きのえ うま)、1945年満73歳 己酉(つちのと とり)。

 

2 一白水星は「南の九紫火星 火、頭脳明晰、熱しやすく冷めやすい、今まで隠れていた事柄が表面化、離散」の宮にいる。中宮は「六白金星 天、支配者、仕事のむし、家庭との両立は難」。

 

3 10月の流れ・・・目立つことはあるが、疎まれる。積極的に行動したい気持ちがあるので、誰でもいいので声をかけてみる。条件もある。自分も明るく元気に活動的になる事。一白はどちらかと言うと、陰役の星だが10月は表に出て良い。この行動は自分にも 周りにも運気を高める事になる。弱気に出たり裏方に回ると、それ自体が原因となり、問題が生じるからである。

 

一白は「坎」で水、流転、洞窟の中の水、親に縁が薄いなど、目立たず、誰にも気づかれず 世の中を憂う星である。しかし10月は一白の能力(頭脳明晰、手先の器用さを活かして)が認められ、周囲にも認められるかもしれない。反面、予期せぬ妬たまれることもあるが、慌てずに これまでしてきたことを着実に続ける事だけです。

 

ぎっくり腰や肉離れに注意、あたまのけがにも注意。

 

4 吉日・・・3日 5日 12日 14日 23日 30日   注意する日・・・1日 7日 9日 16日 18日 20日 25日 27日 。

 

5 マーフィー博士の「易」学によりますと、「坎」は水。大きなシンボルは「限界と無限を同時にかかえて苦難有」です。水は土を欠くのは「穴」で、陥るの意があり、水溢れて苦難あり、という事になります。水はそのままでは形がなく、物に入れて始めてどんな形にもなる。このことから、わけのわからないもの、判断に苦しむものと言う意味が現れる。

 

小さな器に入ると飲み物になる。大量の水は、山までも崩します。海の水はほぼ「無限」といってもいいでしょう。

 

水は命を維持していくには絶対必要な物、しかし「ノアの方舟」のように命をうばうものでもあります。 マーフィー博士はこの卦に「危険」をみています。

 

2018年。中宮には「九紫火星」、一白水星は「六白金星」の宮に、五黄土星は「一白水星」の宮に。北に五黄殺、南に暗剣殺、今年の十二支は戊戌 その向かいにあるのは 辰 で歳破。これらの方(ほう)はすべて大凶殺方位となり、これらの方位を犯しますとそれぞれ厳しい方災となる。

 

オレ達素人は、本の知識を単に連ねるだけの力のみです。オレはこのような「時」だからこそ、「五徳  儒教では・・温・良・恭・倹・譲とし」「武家では・・智・信・仁・勇・厳とし」ています。(辞典によると)。日々の生活の中で、できるだけ意識して行動するだけの「謙虚さ」を心に刻んでいくだけです。「どんなときでも ぶれない自分と対面し、自己肯定を貫くことだけです。」それしかありません。

 

つづきます。

 

【九紫火星】高島易による2018年10月の運勢

※誕生日がきての満年齢、これに1を足すと数え年になる。1月1日より2月節分までに生まれた人は、その前年生まれの人とおなじ本命星、十干になります。今月も満年齢を使っています。

 

1 九柴は「八白土星・変化 表鬼門」の宮に入っている。中宮には「六白金星・ 天の徳を持つ 支配者」が静観している。

 

2 年齢と十干・・・2018年生0歳・戊戌(つちのえ いぬ)、 2009年生9歳・己丑(きのとうし)、 2000年生18歳・庚辰(かのえたつ)、 1991年生27歳・辛未(かのとひつじ)、  1982年生36歳・壬戌(みずのえいぬ)、1973年生45歳・癸丑(みずのとうし)、 1964年生54歳・甲辰(きのえたつ)、 1955年生63歳・乙未(きのとひつじ)、 1946年生72歳・丙戌(ひのえいぬ)、 

 

3 10月の流れ・・・アイデアを大切に。新しいかだいあり。変化の多い時、予想外の動きが続いておこる。みな処理できることだから、驚かない様に。仕事関係は上司への報告は忘れない様に。これを怠ると後々問題に発展する可能性も。思い道理にいかずやきもきするが、上司の指示には従って吉。連絡は川の流れのようなエネルギーだからです。

 

「口」にしたことを問われる10月です。言動の一致は評価の大事なポイントだからです。食べ方を見られている10月です。食事会ではマナーを良く知って参加しましょう。

トラブルが発生した時は、優しい雰囲気でしっかりと処理をすること。なぜなら、みんなが九紫火星の処理の仕方、仕事への姿勢、態度が、人間性として判断 評価されるからです。帰宅して眠るその時まで気を抜かない様に十分知っておきましょう。

 

気温による体調の変化に要注意。

 

4 吉日・・・4日 6日 13日 24日 31日   注意する日・・・1日 8日 17日 19日 26日 28日

 

5 1の繋がり、流れを感じながら読んで頂くと何かの、ヒントを得られるのではと感じています。最近本屋で「写龍」という本を買ってきました。8月29日正午前起床。いろいろ用を足そうと動き出して、ドアの前で軽い失神直後、後ろに転倒して左足甲を捻挫し、通院。骨折やひびはないとの診断に、「不幸中の幸い、ありがとうございます。」と素直に感謝できたことも幸いでした。少しつづですが、「写龍」を楽しみ始めたところです。

 

9月9日も歩行は無理な状態です。今日は「重陽節句」です。菊の節句ともいわれています。この日は「易」でいう陽数が重なることからの意です。古来より菊の花を酒に浮かべて飲み、栗ご飯をいただき、長寿を願ったことからの習わしです。

 

オレの実家のある地方では、「菊」は大変重宝されていて、菊なます、干し菊、菊羊羹、菊を使った郷土料理が多々あります。今は、紫色の菊もあり、料理によって使い分けています。

 

つづきます。

 

【十干】高島易による、知っておいて吉

⑧辛 かのと(金の弟)シン・・・万物が成熟するの義。辛は、「古書」に「辛は新たな理」あり、草木の枯死して新しくなろうとする意味と、刺激的であることから発展して、「からい、つらい、くるしい」という意味がある。四季では、わびしい晩秋です。

 

人物に例えると、沈着で淡白なタイプで、しかも理想が高く、行動は礼節が整い、実より名をとる傾向を持っています。自尊心も自負心も強い、しかも強情で信念が固い為、決して自分を譲らない一徹さがある。緻密な思考力もあるが、神経質すぎて取りこし苦労が多く陰気です。また嫉妬や猜疑心が強い為に「和」を欠くことが多い。肉親に縁がうすい事と、時代と人を見る眼の確かさに特徴があるので、高望みをせず、目標を明確に定めてじっくりと腰を据えて取り組んで吉。

 

十二支では”酉”に相当する。

 

オレは韓ドラの時代劇のファンです。最近見終わった「馬医」というものです。テーマの一つに辛の人が登場。生まれは「奴婢」養子になって「両班になる」。主人公は「両班」の家に生まれたが、医師である父が邪悪な罠の末捉えられる。生まれたばかりの「男児」は「奴婢の女児」とする変えられるという、韓ドラの定番でもあります。

 

日本でも身分制度は長きに渡り、歴史の流れをかたどったと思います。「士、農、工、商」という制度がありました。

オレは30代半ばまで、もうひとつの「巨大な影の身分」があることを全く知りませんでした。オレが生れてそだった地方の風土でいう集落よりも一回り小さい集落のことを部落と呼んでいました。でも関東、関西では禁句だと知り、驚きました。オレの育った地方では、名古屋には嫁にやるもんじゃないといいます。それでも「ご縁」があった時は、一族総出で、桐の箪笥に着物を詰め込み、嫁入り道具として持たせる。「あちらさま」では、皆さんに箪笥の中身の御披露会を催す。

 

単に風習には留まらない何か根深い、歴史のパンドラを開ける羽目になるのかなと、邪推してしまう。大阪の路地裏に朝鮮街がある。オレはそこで珍しい人形を買ってきて、母のひんしゅくをかったことがある。日本人形と異なり、おしゃれだった。 

”知らない”ことは、無知で無礼な事と初めて体験した一つです。

 

※⑧辛の義をスルーしたことに気づき、まとめました。

 

つづきます。

【十干】高島易による、知っておいて吉

⑨壬 みずのえ(水の兄)ジン・・・陽気万物を養うの義  壬は「妊・はらむ」の意がある。冬のあいだ、やがて来る春の為に草木の根や種子が土中に保ち、耐えている状態を表す。四季では草木枯れる冬です。

 

人物に例えると、円満な性質で、ちょうど水が四角や丸い器に従うように、どんな場合でも調和を欠くことがなく、こころが広く、親切で同情心に富み・人との付き合いも大事にする人です。 世話好きで他人に尽くしなすが、情に流されて自分の本文を失う傾向アリ。難関を突破するというような力には欠ける。依頼心も強い、それゆえなまけものと見られがち。

 

十二支では、”子”に相当する。

 

⑩癸 みずのと(水の弟)キ・・・癸は揆(はかる)の意。草木の精が陽気になり、春をまじかにして、萌え出ずるべき用意をするの意。四季では、晩秋で、霜をいただきながらも、土は既に春の近いのを知っている。

 

人物では、思慮に富、才能に優れて博識です。真面目な努力家で苦しい事にも耐える、芯の強さを持っている。 正直で実直な人柄であるが、柔軟性や融通性に欠け、心が狭く、他人の意見などは聞かない、無視して自分のやりたいように進める独りよがりな性格。気が短くすぐに喧嘩腰になり、社交性に欠ける。極端~極端に走る傾向あり。

 

長所を生かし、性急に結果を求めない事。温かい人間関係をつくれるようにすれば幸運を招く。

 

十二支では、”亥”に相当する、

 

壬の子はおれの父である。字のごとくである。家族の関わりに対しても善意を言葉で伝える事に億し、己の本分を失っても尚、我を通そうとしている。自己肯定の域に気づかない限り、孫子に「因縁」を残すことになる。これは「遺伝子情報」として継がれていく。理 があることは、科学的にも証明されている。

 

癸の亥は同じ職場にいた。この人もまた、義の如くのひとでした。オレにとって、この人はどのように関りを保って、仕事に支障のでないような自己保身をじっくりと、修行させられた、いわば限られた出会いであったと今でも残っている。オレは「機」を待ち、気をとらえる精神力が試された。まもなくこの人は、積雪のカーブで車ごと横転した。「首」の怪我があり、回復するのに時間を要した。

 

「十干」の巻は終わりです。普段、ここまで調べて観る事は、少ないです。今回の企画でとても深く学んだのはオレ自身でした。10月の「運勢」に活用してもいいのかな?本音の心境です。

 

天の気 地の気 人の気はいよいよ後半を迎えます。2019年2月3日まで柔軟性、協調性を修養することで、新しき時代(年号の変わります。)、まさに新しきシンボルのエネルギーを頂くことになります。

 

つづきます。

【十干】高島易による、知っておいて吉

⑦庚 (金の兄)コウ・万物あらたに生じる義・・・庚には更(あらたまる)という意がある。焼けつくような夏も、鬱蒼たる樹葉も秋に成れば自然に改まり、変化する状態を表す。四季では初秋です。人物に例えれば、常に、前向きの姿勢で積極的に取り組み、元気はつらつとして、環境や時流に適応して、軽妙に変化して時には短絡的に行動することもある。だが悪心がない為、隠し事はできないタイプ。器用で才能にもめぐまれているため名声を上げる事もある。更改・変化を主体とする 庚の気のために、心身が堅固でなければ、思わぬ動揺や失敗を招きます。故に、地道に歩む、粘り強さが幸運を呼ぶ。

 

十二支では「申」である。親戚の女子のこと。学業に、体育に、ピアノ、作曲、獣医の資格をもつ、才女のモデルである。国立大を受験したが、第一希望でないと言う理由で、一浪して本願を達した。(超有名な塾は、部屋代2000円のみ 受講は0円。)その後、大学院卒業、そして、資格欲しいと言う理由で、管理栄養士取得(御茶ノ水大卒)、そして 二児の母となり、元気はつらつそのものの人生を歩み続けている。

 

⑧辛 (金の弟)シン・万物が成熟するの義・・・辛は、古書に「辛は新なり」とあり、草木の枯死して新しくなろうとする意と刺激的であることから発展して、からい、つらい、苦しいと言う意味がある。四季では、わびしい晩秋にあたる。

 

人物では、沈着で淡白なタイプ、しかも理想が高く、行動は礼節が整い、実より名をとる傾向をもっている。強情で信念が固い為、決して自分を譲らない一徹さがある。

緻密な思考力、時には神経質過ぎて 取りこし苦労が多く、陰気である。嫉妬や猜疑心が強く和を欠くことがある。肉親に縁が薄い。時代と人をみる眼があるので、目標を決めて、じっくり腰を据えて取り組むことが賢明。十二支では 酉である。

 

オレの上司に辛酉の人が居た。上記の様な方である。今風のイケメンタイプ。親の跡を継ぐ2代目として、生まれた運の持ち主。趣味のひとつに「釣り」がある。酉は、水を好むので、一白水星生まれでもあるので、安らぎの場であろう。

 

親に「縁」がないという事はどういうことなのだろうと思う事しばしばある。親と一緒に生活をしていても、縁のない人もいる。早くに他界した、逆縁で子が先に逝った、遠くに住んでいて死に目にも会えなかった、親が離婚をした、家庭内別居等々、それなりの理由があるもの。

 

『仏典のことばーー現代に呼びかける知慧  中村 元・・岩波現代文庫』より。「われわれが生まれてきたのは、まったく不思議であって、目に見えない無数に多くの因果の連鎖の網がはたらいているわけです。それらのうちには科学的に把捉されうるものもありますが、把捉されないものもあるでしょう。科学といえども、結局は思考の所産ですから。

 

さらにわれわれの身体が破壊されてしまうと、われわれをつくり出した因果の網はそこで解体されてしまう。しかし、その因果の網をつくり出したものは、われわれの生死に関わらずはたらいているわけです。

 

不思議な力にはたらかされ、つくり出されたものであるという点に注視すると、誰もかれも、同じようなものに支配されて、生まれて死ぬのですから、高い立場から観ますならば、みな互いに父母であり、兄弟であります。そう思えば、他の人々に対して無限の親愛感が起こるわけです。

 

そこまで思いを馳せなければ、なかなか戦争がなくなるということはないでありましょう。・・・源信僧都は、更に、互いに師弟になろう、と願っていました。・・西洋にはほとんど輪廻転生の観念がなかったからです。」

 

     は つ あ き は の 吾 は 海 猫 君 は 雲

     秋 来 る と 背 戸 の 荒 縄 む せ ぶ な り  

『虎符  句集・山 口 剛』より。(オレの師匠)。

 

つづきます。

【十干】高島易による、知っておいて吉

8月29日の続き

⑥己 つちのと・土の弟 キ・・・柔軟のして隠忍の義 「己」起 立つ、起きる、垂直になるという意味と「紀」、糸のもつれを伸ばす、識別するという意味があります。万物全て、土より生じて土に帰る状態を表現。四季では万物全てが変化する夏 冬の土用(二十四節気立春立夏立秋立冬前の約十八日間を、土用と称す。土用期間中は土木工事のような土を犯す仕事をすることは凶とされていた。)はしられている。

 

人物に例えると、義理人情にあつく、律儀である。言動少なく物静かにみえるが、内向的で度量が狭く、自己中的になりやすい、逆に信じられないほど暴力的になる。

 

また器用なため、小事にこだわり大事には至らない。心の奥底を人に知らせない面もある。一歩間違えば悪賢くなり、幅広い人間関係を持てば思いがけない引き立てがある。十二支では、未、丑である。

 

オレの兄弟に「未」がいる。器用貧乏であり、神経質で人の好き嫌いがあり、自分を閉じ込める傾向がある。仕事は公務員。仕事は細かい面も丁寧に、周りをことを気にしない面もあり、真面目さが評価されて、何度も賞状をもらっていた。今は、家に閉じこもり、人との交流を面倒く下がっている。

 

実は「丑」もいる。此の丑は働き盛りの仕事好き。営業成績はトップクラス、転んでも只では起きないタイプ、自信を持っている、上司や部下 、おばちゃんたちにも好かれているという無印良品。テニスをする、国体にも出場する。しかし、帰る家に「山之内一豊の妻」のような家族がいることに対して、いるのは当たり前、掃除 洗濯 食事はもっと当たり前、妻の誕生外食後 ”高かったな”とボソリ?「えっ?ハァー? なにそれ!」

 

一豊の妻は鏡の裏から金を出して名馬を買わせた内助の功の話は、有名な史実です。世の御主人方は、空気の如くで、存在すら、もはやお忘れではありますまいね!羽田離婚という言葉が聞かれたものです。今、怖いのは、退職待ち離婚ですか、それとも 年の離れたカップル?イヤハヤ・・・

 

そういうオレは愛想をつかしたタイプ。鏡の裏の金をいくら持っていたか全くご存じない人からかすめた{?}はいかほどか・・ご存じないでしょう。おとなしそうな寅や丙午にはご用心を!

 

つづきます。

【十干】高島易による、知っておいて吉

暦はいろいろな視点から観て「〇〇の2019年」という表題の占学の本が本屋さんに並びます。今回は高島易による、九星をより活用するために役立つ「知識」をお伝えします。

 

Ⅰ  「こよみ」・・「こよみ」は未来を照らす道しるべです。私たち日本人は無意識のうちに、生活の中に取り入れている。結婚式、葬儀、家の建築、お墓の建立等々です。お正月、節句、七五三など独自の風習もたくさんある。先人たちが長い長い年月と経験(統計)から導き出した英知の結集、それが「こよみ」と言うわけです。特に農業国でもあったこの国には大事に受け継がれてきたもの。

 

2  「六輝」・・①大安・一日中縁起の良い日、すべてに良い日。  ②先勝・午前11時までのみ幸運、急用事は良い。  ③先負・午後13時からのみ幸運、急用は避ける事。  ④友引・午前、午後が幸運、葬儀はタブー。正午は凶。(実家では一人亡くなると三人続くという)  ⑤赤口・正午(11時から13時)のみ幸運、刃物のケガに注意。  ⑥仏滅・幸運タイムなし。特に新規事業、移転はNG。  

六曜ともいうが、その名の通り6種類ある。まったく気にしないと言う人も、結婚式は、仏滅の日の利用料金が安いからと言う人もいる。

 

オレ自身は個人の判断でいいと思う反面、統計、先人の智慧(古代の建造物、土器、装飾品、刃物、食物、衣服など)は確かに「今だからこそ」活用できると考えている。

 

3  「十干 じっかん」・・十干とは、天の気を甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸。天道の巡りに従って発する気の質を示す。これは宇宙空間の気を天体の木星、火星、土星、金星、水星の五行になぞらえ、更に陰・陽に分けたものです。十干は「母とし」十二支は「子となす」。天文、自然の理をいろいろな面に応用して「えと」のもつ性質とした。十干は草木の発生、繁茂、成熟、伏蔵の過程で表現したり、人物像に当てはめたり、性質を表現している。

 

4  ①甲 きのえ(木の兄)コウ・・万物が甲を破って出でるの義。甲はかぶとのこと。草木の種子が地中にあって未だ地上に発芽することができずにいる。四季では初春の候、萌え出ずる盛大な勢いを内にもっている。人物は不撓不屈のひと。慈悲深い、自尊心強い、直線的で短気で怒りやすい、物事にこだわりやすい、動物では、トラにあたる。   ②乙 きのと(木の弟)オツ・・万物生じて軋々たる義。乙は草木の芽が外界の抵抗が強いため、まっすぐに伸びられずに曲がりくねっている形。草木の種子がすでに発生の気を得て、その種子の皮は破りましたが、まだあ地上に萌え出ことができず、自然の理に従って、しばらる地上に屈んでいる状態です。四季では中春で、まさに行楽の春を迎える時ですが、乙の気は「かがむ」なので、活発とは言えません。

人物では柔和で温情な人、謙虚、礼儀正しい、多くの人の信頼を得るタイプ。内にこもりやすい、内面的には相当強情 意地っ張り、自己中心的、一つのことをやり遂げれない。十二支では、卯にあたる。

 

③丙 ひのえ(火の兄)ヘイ・・陽道著名の義。丙は炳(あきらか)を語源とし、火の燃えるさま、あかあかとしている。爛漫とはなが咲き始める頃で太陽の恵みによって全てのものが明らかになった様。四季では初夏です。人物では明朗活発、派手好み、積極的、社交的、華やかが好き。  反面自己顕示欲が強く、自信家、大雑把で散漫になりやすい。持続力に欠け、情緒不安型。目標を一つに縛って、ただ浸らすに努力すれば道は開ける。 

十二支では、午にあたる。

 

④丁 ひのと(火の弟)テイ・・万物丁壮の義。丁は陽気も盛んになり、草木も力強く生い茂って最高潮に達している状態。「丁は壮なり」と古書にあり、さかん、つよいという意あり。人物では、人が良く、穏やか、何事も丁寧。鋭敏な神経と豊かな感受性をもつ、聡明で 記憶力に優れ博識、美的センスある。言動は静かで落ち着きあり、内面に積極性も秘めている。  

好き嫌いが激しい割には、表面には出さない。純情ではあるが、嫉妬深く異性問題を起こしやすい。 ゆとりある姿勢を心掛ける事。十二支では、巳にあたる。

 

⑤戊 つちのえ(土の兄)ボ・・発生発育の義。戊は発生発育の義。戊は茂(しげる)の意。万物繁茂、盛んな春・秋の土用です。陰と陽が繁雑する意味も含まれている。樹木が茂ると風通しや日当たりなども悪くなり、梢枯れたり、虫がついたりして樹が枯れてしまうため、思い切って剪定をしなければならない意味もある。人物では、外見は温厚で謙虚に見えるが、自尊心強く、傲慢にみられる。忍耐力も弱く物事を最後まで、続けることができない。義理固さを生かして、円満な人間関係を作ってこそ幸運を得る。十二支では、辰と戌に相当する。

 

猛暑そして高湿度、心身の健康を管理するに難です。今までの常套句では、 ”う~ㇺ”。次が出ない!暑さ寒さ 彼岸まで! という先人の天文的智慧を信じよう。

 

暦が新暦になったのはいつなのか、オレはわからないに等しいのですが、「こよみ」と言ったときは、旧暦のものを指しているような気がします。

四季は春夏秋冬、二十四節気立春啓蟄清明立夏芒種小暑立秋、白露、寒露立冬、大雪、小寒(これは一か月に二節ずつ配されて、)正節(せいせつ)と言い、これを基準として節入りと言われている。

 

旧暦の季節それぞれのできごとをそのまま名前にしている「七十二候」というこよみがあって、生きとし生けるものの息吹にみちたこよみがある。

処暑・・天地始めて粛し」ようやく暑さが収まりはじめるころ。夏の気が落ち着き、万物があらたまる時期とする。(新暦では、およそ八月二十八~九月一日ごろ)