【展望と開運】2020 村山光徳

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    2020年の年盤

① 『阿含経』に「奇なるかな、奇なるかな。一切衆生 ことごとく如来智慧 

徳相を具有す。ただ妄想執着あるが 故に証得せず」。コロナは単に感染と言う病気だけではなく、オレ達人間の持つ、人間関係 仕事の問題 経済的に困難な状況 不幸 孤独感 老後 などの不安や我執にまるで取りつかれたかのように、心配な日々を過ごしています。これら日常の出来事を不安を拡大して、イメージをしている。「実体のない不安」を膨らませて 解決できずにいる。というような意であるようだ。想像妊娠などの事もある。イメージとはオレ達が太らせている、それが続くと病といわれる。

 

② 令和2年は2017年から丸3年が過ぎて、質的に大きな変化が起き、元には戻らない新たなる変化が始まる。女性なら経験する可能性の高い、「妊娠」のようである。小さな変化に気づかずにいて、突然モヤモヤしたり月のものが遅れたりと変化している。此度の変化は突然示された。「新コロナウイルス」。本書においてもこの変化は 経験したことのない不況だと言う。

 

③ 「易」が持つ基本哲学 統計学は「陽極まれば陰生ず。陰極まれば陽生ず」とある。上記の年盤は、本来「易」の形を執りたいのであるが、パソコン時術が至らない為である。「九星」宇宙にある全ての存在と本質、性格、特徴等を捉えている。九星はあらゆる現象を体系化できることから、欧米においても研究されてきていると言う。

 

④ 2020年、十干は庚(かのえ)で天の気となる。この意は、植物の成長が止まって、新たな形に変化しようとする状態。「継続と継承」「償い」「更新」の三つの意味がある。2019年の十干は「己(つちのと)」で、過剰に繁茂してきたものをこのまま放っておくと収拾がつかなくなるので、紀律を与えると言う働きであった。

 

⑤ 2020年は紀律を与えた流れを継承しながら、更新変化しなければならないと言う意味が出てくる。そこには「償いと言う痛み」がでてくる。これまでの罪や汚れを清算しないと次のステージには行けない。あらゆる停滞を一掃しないと、いままでの継承は「ない」という天の意なのである。歴史は繰り返してきたのではなく、明らかに変化しているという事である。

 

つづきます。

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