【三碧木星&五黄土星】水に声なき 恋愛まで

   20周年記念茶会

 

「春の雨」。眼が覚めた時には、立礼席の閑静な佇まいのなかにいたナミである。男性諸氏によってもたらされ、時代の中心にあり、数寄者と呼ばれる一部の人たちがつくしに尽くした時代にまで「待つ」ことを余儀なくされた当時の意味合いは死語となってしまった。それでも、ほんの一握りのファンは利休師の傍にワープすることは可能だとの想いに浸り過ぎるものが居ても例外ではないはずであった。命がけのこの日は特別な朝。利休師は懐にいる。

 

市内のホテルには創業者念願の広大な「庭園」と茶の湯に生涯をかけて、研究、設計、講演、作家として知る人ぞ知る、憧れの「中村昌生」先生の名が刻まれた茶室が会場となっていた。

この茶室の添釜を成功に導いたのは、わが師とその一団であった。よってナミはその一員として、デビューする計らいの存在、姿なき恩恵を甘受していたのは自然なことだと粋がっていないとは言えない朝、朝食を摂る事さえすっかり忘れていた。

 

   女心

 

「茶」には女性の深い感覚に訴え酔いしれるものがとても多い。ソフトムード、リズム、タッチ、本来受け身の女性にはフィットする。しかも、揺るぎ無いルールが其のことを高揚させる。席についた一角には「わたしとお道具と空間」だけ。不安もない、居るべき場にいて点前を味わうだけの悠久の時に隙間など無いではないか!

 

正客と二客の立てた茶の半東は、次なる人。神聖なこの場を自ら満喫する亭主となるべき待ち人である。半東はいろいろ尋ねられることもあるので、油断禁物。女心の仕草は品が良いと言うわけではない時もある。「着物」に触れる客人です。見定められる魔の手でもある。もっとも知らんぷりして過ぎる事の意地悪な快感を残し、スルーする。「ざまぁーみろ!」と言わんばかりのナミに気づく人は少ないはず。なぜって、ナミを始め社中の者たちは皆、自己肯定力に輝いているからなのよ。

 

  泡

 

抹茶は泡を立てる。流派にもよるが。茶わんの仲に「風景」を創るように茶筅をやや直角風に茶碗の底を舐めらせるからで、これは真に難たる技か。戯に至ることは滅多にないのである。呼吸もままならない。「泡」を舐めるんじゃありません。

 

泡には特別な摩訶不思議な生理的心理的にかどわかす、何かがある。ナミは昔話大好き、漫画大好き、好きすぎて夜明けを迎える事も無きし非ずとか。実は、今風のおたくなんだといえる。

 

泡はおおくの場合夢物語を感じさせてくれたり、渇きを潤すソーダーの様であり、疲れを軽くし、ストレス多いこの世の騒々しい雑多を泡と化し充電してくれる。「人魚姫」は泡となって消えると言う選択をするが、精神の恋の高揚や生命力を与えるものもいただいたであろう。知っている?知らない?・・・特別に少ない情報の一つなのであるが、ギリシャ神話によると「美の神ヴィーナスは地中海の泡の中から生まれたと」。泡は生命誕生の神秘のシンボル!なんとそれだけではない、ヴェ―ルにもなっていると。

 

時代の変容により、女性の場合、茶の湯に触れるとは女性そのもの、生命誕生の宮を預かる者、妻として母としての前向きな夢を、全く無意識のうちに育み、かきたてられるからだ。お茶とはそういうもの。男性諸氏が生を受けたのは母の宮、只、時代と言う魔物が其のことを拒んだだけということだろう。男女は非なるものではないと言うわけ。

 

流れの一派により泡立てない一服もあるとか、また泡を良しとする派も。ナミはその時々によりてナミ自身と心に任せている。

 

きょうは晴れの舞台、同門の伝統を心し、お客様におもてなしをするがナミの役割、全うするのみ。

 

   電話

 

「ナミでございます。おでましなさっていただくのを、おまちしております。」と一報した。人気も少なくなりかけるほんのひと時まえに。誰か気づいたであろうか!

 

つづきます。

【三碧木星&五黄土星】水に声なき 恋愛事情

  春雨

 

迎えた今日のこの日は、しめやかに降る雨のはずであったが、時折雷でも吠えそうな朝を迎えた。訳アリの朝なのです。市内に新しくオープンした茶室のある社屋の添え釜の日。私も雨を通しにくい上着を着、長靴を履き車に乗り込んだ。到着した時は凛々しい社員の方々がお道具を運び出してくれたのですが、師のお道具は「お宝」だというあだ名を持つほどの、「かお」をもつ品々であるため、弟子の私たちはドキドキものでありました。本来ならば、古弟子や決められている弟子だけが触れる事の許されたお宝。

 

弟子たちはなにも指示されることなく、自分の役目を黙々を進めている。真新しい屋根には花荒れのような、春らしいやわらかな音が聴こえていた。主菓子は八重桜、炉はないので風炉で、いつになく香が新畳の青と調べている。薄茶は初めての方も飲みやすいようにとの指示があった。

 

亭主の席入りに始まり、おもてなしが畳をする白足袋が座に隠れ、一礼が始まりの合図、半東達は菓子を運ぶ。裏では「影点」の茶筅のリズミカルに、茶杓の凛とした音色と泡だたしくなる。私たちの社中は少ない半東が阿吽の呼吸で駒でも廻っているかのように、目にも入らないような揺らぎの達人たちが織り成す舞台のようだとの評を頂いたことがある。

 

午後には雨脚もゆるりとし、お客様も内輪の人。花入れには「小でまり」のはな。雨を含んで重たげである。今日の添釜、白い五弁の小さな花が球型に固まって咲く様はふさわしき也。

 

点前座には、ナミがいて既に始まっていた。只、お点前を進めていたのですが、低い初老の声に気を取られたのです。「これこれ、濡れた靴下は脱いだ方がいいですよ」。

・・まあねそれもありだわね。・・

 

その日帰宅したのは何時頃であったか、ひとり一人ご挨拶をを済ませた昼間の雨も霞に隠れたようでした。

 

ナミも体の芯までくたびれた感もあるが、茶会とことなるおもてなしは心地よかった。師の社中のものと言えば市内でも名が通っていたこともあり、ささやかな自負と快感は湯に溶けていた。

 

狭い和室には、脱ぎすてた、白足袋、襦袢、お腰、帯、袷、紐、髪ピン、・・が無造作に放ってあり、次の休みまで忘れられていたように思い出す。

   入門

ナミが「おけいこに」通い始めたのは「花のまえ」であった。卯月に入門し。水無月には入り、いよいよすべてが仕上がっているはず。「20周年記念茶会」を想定したおけいこもおしまいの日を誰もが感じていた。しかし、最後を決めるのは「自分」。誰もが訓練中。床、掛物、花は当日までわからないことも。席によりお道具もきまってくるので、あらかじめしっかりと記憶しておく必然があり、名、窯元、かおなど。師の銘柄好みは半端ではなかったので、人様に聞かれたとき、すーと流れるように答えるには訓練あるのみでした。

 

人様のお道具名を答えると言うのは、至難のこと。誰がなにを聞いてくるのか、どこまで求められているのか不明な時もあり、またでしゃばるような言葉も私情も禁なはず

。茶室のどこにも「茶の湯」の軸まで、あからさまに表現を強要している訳でない事は、ナミ自身よくよく理解していた。けれど、大学受験時のように励むことを自ら決めていたのですから。茶道は「禅精神に溢れた世界」。私達一般のものは、禅宗を学ぶことも、体験することも、特におけいこ中の指導もないわけなので、気づくこともないまま、和菓子のおいしさを歓談する程度。ナミも甘いものには目がない一人であった。特に、師宅には、老舗のご主人自らしつらえ、届けるという「一期一会」の贅沢なおけいこには定評があった。

 

「こんばんわ!」の御挨拶と共に、玄関の戸を閉めるまもなく、現世は消え去る。

 

   茶会まで

ナミは入門の浅いものにも関わらず、「立礼」席にてデビューすることになっていたので、個人的に大老たちには気にいらない事であったようです。

 

女性間のねたみというものは厄介で、心も切れたりすることも。一礼の頭の角度、次の足さばきの仕方、歩く時の姿勢など、最も基本的で大事な事を何度も言われた。ナミの自己肯定力は半端ではない。知らないでしょう。・・師がやりなさいと言ったのですから、申し受けただけです。それは「あなたはできる」と大老たちに向けて言ったのですよ。茶人の品格に非ずでは。・・と。

 

床に就いてもイメージトレーニングを惜しまず訓練したナミは、こころとからだの調べが重なり合う瞬間を意識しなくなってきていることも、感じ始めていた。只、悩みは一つ・・単衣の訪問着を持っている人は特定也。ナミも和服持ちのほうではあったのだが、「単衣の訪問着は?さすがに無かった事。」

 

ナミの陰は自己中、わがまま、見栄っ張り、強気、アムール・ホワイト・タイガーの一太刀である。大した学歴も 経験も無印ではあるが、好奇心旺盛な陽に結び付いた時の振る舞いは、誰も止められない。結果は一つ。

 

つづきます。

 

【一白水星&五黄土星】の恋愛事情

   トンネルがみえる前

霜よけのわらでねんごろに囲われている牡丹のことを、「お厨子」のようだという人もいる。

冬咲きの牡丹には、よくわらの囲いがある。花木の都合を聞いてやらないと、息ながくそだたない。1月の雪は人の手を冷たくする。指先は、痛いと言う。

叔母が子宮外妊娠のため、入院している。日々回復へと向かっていると聞いた、家族もホッとしたことだろう。典子は付き添いとして病院に泊まり込み、職場との往復をしていた。3歳違いの叔母は、既に結婚し姑達に奉公していた。実は叔母には好きなお人がいたが、一族の反対に折れてしまったという話を後に聞いた。成人式も終えない可愛い盛り、赤いコートを着て雪ふる風景に溶け込んでいた、そんな叔母だった。典子は一人娘だったので、姉妹のように育ってきたこともあり、叔母の心細い心境を感じていたのだろう。

 

   雪の夜

典子にはいとこに紹介されて、付き合うことになってしまった「一白」がいた。一白は高校3年生、この時期には進学を決めた同級生たちが、血眼になって自分と戦う毎日を送っていた。従妹も冬の寒風を感じながら背を丸めていた。

例外の人が一人いた。一白である。シンシンとしばれる夜。月の光は凍りかけている道を照らしていた。夜も深くなるほんの少し前、そうおおきくもない二つの影が歩いていた。よくよく見ると、手袋は片方だけ。只、歩いていた。

 

   初めての事件

一白の大学受験が山を越えようとしていた。典子は特に気に留める事もなく仕事をしていた。此のころには叔母も退院をして自宅での静養し穏やかな日を送っていた。

合格発表の日、喜びに泣いてしまう子、落ちた現実に肩を落とす子、なんであれ次のスッテプに一歩踏み出さなければならない瞬間であっただろう。只、一白は違っていた。典子のアパートにやってきて、押し込み泥棒のごとく、典子をレイプしたのであった。

典子はなにが起きてしまったのか、頭 真っ白のまま、漆黒の闇に突き飛ばされていた。どこから聞こえたのであろうか、「わたしは、もうすぐ死ぬんだな。もし生きていたとしても、この地獄から脱することは無いだろう」。このメッセージは、典子の深海に存在するだろう光の届かぬ、牢屋に繋がれてしまった。

 

   運命の結婚

20歳を既に過ぎていた典子であったが、男女の付き合い、性交の理由、赤ん坊ができる、出産にいたる等々、成長の一斉を知らずにその日まで生きていた。呪いのようなトラウマは無知な心を飲み込んでしまったという、どうしようもない現実だけが居座った。月日が過ぎ、一白と五黄である典子は、結婚をした。 サボテンの家で新婚生活が始まった。1ヶ月にもならないある夜のこと、典子は、いびきのスゴーイ、一白の傍を離れ、襖超えの部屋で眠っていた。声を掛けられ、眠りからむりやり、引き戻されてと感じた次の瞬間、一撃をくらった。

 

   破綻の深夜

一白の心は「園長となにかあるだろう?」の言葉。その後も一撃は終わることはなかった。典子の秘密が動き始めた。「お金」を隠し持つことにした。これだけではない、典子は「覚悟を決め、腹をくくった」のです。子どもがほしい気持ちが強くなっていたこともあり、積極的に一白の体に近づいた。

 

   長女誕生

ようやく授かった女の子は、典子の命の支えであり、生きがいであり、一白との生活を続ける理由でもあった。周りからは「しあわせそうね」と声をかけられることもあるほど、仮面をしたを、誰にも悟られないように、普通に一日一日を送っていた。この間、友達と一緒にボランティア活動や内職もやっていた。三度の食事や酒のつまみ、一白のお弁当を必ず持たせるという、極ごく普通の生活だった。(このころ、典子には口にはしていない計画があった。・・とにかくもう一人子どもを産もうと)。

 

   二女誕生

4年後に色白の小さな女の子を授けてもらった。ただ体が弱く、肺炎になって入退院を繰り返していた。長女が寂しい思いを我慢していたこと、生涯忘れはしない、そして感謝している。この間平穏だったわけではなかった。仕事帰りや職場での飲み会などで、「飲んで帰宅」したときは、無理難題を押し付けられ、思うようにならない時は、一撃どころではない、典子は一歩も外に出れない時もあるほど。足で蹴られた後遺症は、数十年たった今も苦の一つである。

 

   五黄の忍耐

二女が生まれた後は仕事を退職していたので、一白も穏やかでいるだろうと希望もないわけではなかった。子ども達には天塩にかけてというくらい、手をかけていた。しかし、それでは済まされない一白の、「退行」が激しくなっていたことに、全く気づかない、五黄のひとりよがり、自己中、夫への妻としての気くばり、優しさ、エロスの弓矢のことなど、これっぽちもなかった事が機っ掛けとなり、一白は過去の行為を上回る暴力を放してきた。

乳のみ児であった二女と長女を連れて丑の刻を過ぎたころ、親戚のお宅に逃げ延びた。翌日、親戚の方のご厚意を頂き、東北の実家まで車で送って頂いた。

典子の父は「念書」を書くよう迫ったが、一白は途中で拒否した。(これは後々、裁判離婚をするにまで至った証拠ひとつとなったが)。

 

   破綻

「十年たつと道が開かれる」との格言にすがるように辛抱もしてきたが、新築の家を持ち、一白の両親とも同居し、心機一転して暮らせるようにと、日々「願かけ」していた。現実とは例えようもないほど、残酷で悲痛な試練を授けたのである。一白の母は、「男の扱いを知らないようだから、夜の商売でもやったら」と一寸釘を刺してきた。一白の父は新しい生活に慣れず、心が傷ついていた。子ども達も悲惨だった。上の子は不登校傾向、下は自分のうんちを手でこね回す、等異常行動が見られた。「これ以上我慢してもダメだ」。典子自身の覚悟を見定める必然性がある現実を叩きつけられた。

 

詳細な計画を練り、過敏で直観力のある長女に悟られない様に行動するのが、鍵となる事を知っていた。小学校生活が続けられるに少しでも安心できるところ、当分の間生活ができる資金、捨て去るもの、怪しまれない様に残すもの。念には念を入れて。もう一つ、いざと言うときの「弁護士探しをしておくこと」。そして、決行。

 

決着がつくまで、約1年6ヵ月(家裁でを通り、裁判にまで行くしかなかったから)程月日は流れた。・・・親権と養育権は典子が、戸籍は父親に、養育費も併せて。そして子と父親との交流に努める。この判決が出た頃、典子は正規の仕事に就いていた、住まいも100%確保されていた現実が有利に働き、終止符をうった。

 

   気づき

しばらくして典子は五黄の星のエネルギーは一白を食いちぎる程だったことに、「ハット!」したこと。今でも祈ることは「一白さんのしあわせです」。子ども達は、それぞれの道を生きているが、円満距離を置いての交流を続けている。この事実は子らの運勢、典子自身の人生を肯定的に舵取りしていることを伝えます。

 

一白水星と五黄土星カップルは典子のようになるとは断言しませんが、もう一つ言えることは「友は類を呼ぶ」ことです。「ご縁」(カルマ)は、肯定エネルギーとして働くわけではないということです。互いが気づき、少しでも言葉にして、胸のうちを語れる二人であるなら、「運勢」は必ず変化していくと考えます。

 

寒露」露が冷たく感じられくるころのこと。空気が澄み夜空にさえざえと🌙が明るむころです。

   若ノ浦に潮満ち来れば 潟をなみ 芦辺をさして鶴鳴き渡る  山部赤人

奈良時代歌人。「万葉集」「三十六歌仙」の一人。

 

  秋の夜に小犬のワルツ 弾みけり  文書けば夕べとなりし 秋の雨 オレは魔女

 

つづきます。

【八白土星】高島易による11月の運勢

1 自分の宮にいる。東北方位である。「山はどっしりしていて静かに止まっている。従来の事に終止符を打ち新たに展開していくの意、土の蓄積で終わりを示す。再出発の為新たな土の中に蓄える。変化・革命の意、意志強固で信念強く、実直型、父の跡を継ぐ。七転び八起き運。 恋愛=結婚。 貯蓄型で特に不動産運に強い。」

 

2 11月の運勢・・何事にも慎重を要する渋滞🌙。面倒な事が多くなります。環境や人に左右されない様に、山のように信念と主張を変えない事。感情的になると方向性まで見失います。着実に責務を成せば何事もなく安泰です。

 

火気には十分注意すること。場合によっては念入りに点検を。

 

何事にも注意(聞く、話す)が必要。すれ違う事もあるので、言い訳せず誤りを正して詫びる事、そして、「笑顔」で打開して吉。もともと八白は言い訳しないタイプではあるが気をつけて。特に若い女性はこのような問題が起きやすい時期でもある。

 

シングルマザーは運気をあげる時、元気に出勤し、張り切って仕事をしましょう。活躍は、必ず成果が出る。健康には気をつけて、子どもの成長を見守っていきましょう。

 

運勢の中に、慎重にとある、忘年会シーズンでもあるので、騒ぎすぎは禁物。この時期は、次に向けての面談もあるだろう、日頃より自分の生き方を考えておきましょう。上司にとって思いがけない質問に対しての応答はプラス。驚くような結果に繋がる事を知っておこう。

 

若い男性に注意。居酒屋やカラオケでの騒ぎも想定できるので行動に左右されない様に。

 

3 吉日・・1日 10日 12日 19日   注意する日・・5日 7日 8日 14日 16日 17日 23日 25日 26日 30日。

 

4 人生経験のある人というのは、一瞬にして「その人」を直観的に観察できる力を蓄えているものです。特に八白は「山」であるため、太古からの歴史を持っているものです。この地球に初めに命を得たのは「植物」です。スピリットの人は「植物のような心で生きることを学び」という。「動かない山」の意味は深いことだと知っておくのは、いろいろな意味で賢明なことです。

 

クジラの場合・・メスが先頭を切って悠々と大海原をいく。まるで散歩でもしているかのように。実はオスたちの先を行っている。ドレスをまとい、スイトピーの花束を持って、美しくスッテプをふむ。一頭いたオスの周りにはどこからともなく他のオスたちが、大海原リングで戦いを始める為にきたのです。

 

海面に小型飛行機位の尾びれを叩きつけて大しぶきを鼓舞する。後ろに側転、より高く、より強く潮をふく。互いに体をぶつけあう事も。そうなのです、まるでレスリングのように。敗者となるものが、海の底に沈み込むまで・・・やがて勝者となったオスがメスに近ずく。メスも認めての様です。二つの巨体は囁きあっているのだろう、「あなたって強いのね」「あなたは美しく賢明なのね」と。

 

そうなのです。メスは強く、知恵があり、優しいオスの子を産みたいと願っているだけ。青い海が漂い何もなかったかのように、添う花筏のような水面を後にして、二つは中により深く進む。クジラはどこで交尾するのか、まだ知られていないと、ナレーターは語っていました。

 

イカの場合・・・イカのオスはメスにアタックして成功した時に、長ーい足を赤く変身させて、周りのオスたちに告げるとの事。「オレの彼女はオレのこの中にいることを知り給え」と。そして産卵を促し、オスの精力を交換すると。

イカの生態も知られていない事が多いのだと語っています。

 

およそ三千年も前の事。天界では神々の頂点に君臨するゼウスは、全知全能の神であり、無敵の雷霆(らいてい)を持っていた。恋多き神として描かれている。ヘラは三度目の正妻として迎えられた。

 

ゼウスはヘラの目を盗んでは愛人と逢瀬を重ね、その恋人たちは両の指でも足りないくらい。ゼウスは平和な時代を恋愛と言う形で謳歌していた。牛に化けたり、白鳥に化け、金の雨や雲に姿を変え、美しい女性を誘惑しては情を交わしていたのです。こんなにも好色なのに、その威厳が崩れないのは、神の王として絶対的な力を持っていたのです。

 

ゼウスはオリュンポス12神の内3分の1が彼の子どもと。英雄ヘラクレスペルセウスらはゼウスの血を引く。ヘラクレスは父ゼウスの浮気に嫉妬した妻ヘラの報復により、自らの妻子を殺す。

 

アフロデイーテは泡から生まれた美と愛の女神。恋に対して自由奔放で美に対しては絶対の自信を持っていた。心を惑わす、エロスを従えて、多くの神や人間を魅了した。かの有名な「ミロのヴィーナス」はアフロディーテが由来している。

 

太陽の子 アポロンはゼウスとヘラの子、光明、医術、予言、音楽を司る理想とされた、快活な光の神で永遠の若さと美しさを持ち、戦いに強く温かい神々の中でも理想的とされた。しかし、アポロンの愛を拒んだダプネは、月桂樹に変えられた。またアポロンの放った円盤によって誤って殺してしまった愛もあり、思い道理にならない愛を抱えていた。

 

水仙の花ことば「自己愛」のナルシスは多くの求愛を拒み、己だけを愛した美少年であった。オイディプスは「父を殺し母を犯す」との神託を得、その通りになってしまった悲劇の王。妻となったイオカステは四人の子を授かったが、「我が子エディプス」の真実を知った母はショックのあまり自決し、彼自身も悲しき運命に、自分で両目を潰して、罪滅ぼしの旅に出た。「精神分析フロイトはこれを引用して「エディプスコンプレックス」の概念を発信した。

 

続きます。

 

【七赤金星】高島易による2018年11月の運勢

1 自分の宮にいる。 七赤は「口、沢」の星。休息と遊楽の場。新しいことは控える事、長すぎた縁に別れ(離婚)がある、勘が鋭く人を喜ばせる天性的な才能、自己顕示欲が強い、自由主義者、処世術が上手、幼少にして父との縁が薄い、苦労するほど成功する、一生お金に不自由しない(晩年になるほど財運向上する)、これまでのマイナスが出る年。

 

2 11月の運勢・・予定事は全て順調に進む。 規則違反やマナーに 注意を払う事。「うっかり」は通用しません。普段より相手の態度が厳しく感じられ、面倒を見てきた人が手のひらを返したような態度に出てくることも。倫理規範を守れば何事も起こりません。 夜間の外出には気を付けて(防犯用具があってもいい)。

 

11月は特に人間関係が楽しい。其の意では、「口」のシンボルでもある会食はОk-である。但しその場にいる人を批判してはいけない。「運気」の良い月だからこそ、奉仕意識を持って吉。

 

日本は資本主義の国であるが、特定の宗教はない。しかし、根底には仏教がある。よって自分のみならず 多くの人も幸せにと願う民族である。もうすぐ、年賀状を書く季節であるが、「ご家族の皆様のご多幸 ご健勝をお祈りします」と書くことが多いのではないか。(無意識のうちに書いている。言霊のエネルギーである)

 

3 吉日・・11日 20日   注意する日・・ 6日 8日 15日 17日 18日 24日 26日 29日

 

4 七赤にはモテモテの人が居る。女性は美人で端正 放っておけない 抱きしめたくなってしまう、そんな後輩と仕事をしたことがある。こちらを信用してくると、かわいい チラリ怪しい表情でからんでくる。突然、生で乳房に触ってきたりして?オレは出産体験もあるので、驚きはしないがいきなりは ・・ね!  (⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

巨大な水だこは、生涯に「一度だけ産卵する」。(Netflixのドキュメントで見た)安全な影(岩場で酸素が十分な場)のある所。産卵する数はなんと10万個。子ダコとして育つのはほんの一握り。母ダコは受精したときから、産卵、生まれる間にも食を絶つ。そして、「死」を迎える。天塩にかけられて育った子ダコ達は「生きる」ことで親に向けて証明を果たす。

 

ぞうは先祖からの「智慧」を継ぐ。次の世代に教え先祖に報いる。彼らには高い知能があり、それが親子の絆となり次の世代へと命と智慧を授けていく。これが象の、一生であるとのナレーション。

 

岩下志麻主演、極道シリーズの一つのあるシーンでの彼女の演技。大きい和室であおむけになり、ほんの少し足幅が開いていた。和服で身を包む それだけで十分「艶」である。「あれっ なにしてる?」空気が動いた。後で知ったのであるが、岩下は「オナニー」をしてこのシーンを全うしたと書かれてあった(これは岩下の直観のアドリブであったとの事)。「最近ご他界した、樹木希林」も直観的アドリブをする女優だったと。

 

人は何かの力をもらって生きている。それが「愛」なら最高。

 

世の男性方よ。どうぞ細き枝の女性を包む込むように、時には海のような壮大な接吻を与えたまえ。あなたにとってたまらなく愛しい女性に対して。あなたの歓びが至福の時が共にある女性を、初めての恋を、大きな胸のなかに長い腕で。ときめく女心は初めての者として、あなたの前に立つでしょう。与えたつもりのオブラートは何十倍もの愛となって、あなたを受け入れるのです。

 

あなたの本能を感じ、子を宿し、産み、育て、あなたの祖先の再現を果たすのは 

あなたの愛する女性だけです。

 

あなたを慈しんだ母は真綿に包んであなたを育てた。そのぬくもりが女性に投影され、いつの間にか同一化する。特別な営みが二人を静寂の悦びに包まれるように導いていく。女性は甘くうっとりする香を放ち、すべすべの肌を捧げましょう。

 

太陽は季節を生み出し、月は生命を生み出す。

 

つづきます。

【六白金星】高島易による11月の運勢

1 定盤の宮にいる。天のこと、完了、頭脳明晰 負けず嫌い、人に従うことを嫌うので時には争うこともある、物質よりも精神的傾向を求める、一国一城の主、仕事の虫

男女とも家庭との両立はできない、情のある人。

 

2 11月の運勢・・大吉運の月。何事にも積極的に取り込む🌙。人を見る眼が冴えてきて、人事問題や親族との話の行き違いなどが解消できます。

 

創造力も高まり素晴らしい企画案を掲げて注目を浴びます。投資に関わる問題が浮上しますが、真実を見極めてからでも遅くはありません。年末に向けて金銭の出入りが激しくなるので、貯蓄も確実に。

 

エネルギーのある人の周囲には、どうしてもトラブルはつきものの様である。仕事だけでもやらねばならないことが多々あるのに、年齢によっては家庭を疎かにできない事もあり、順応が大変だろう。六白金星よ、何度でも伝えましょう。自分一人の力に非ずと。

 

3 吉日・・5日 12日 14日 21日   注意する日・・7日 9日 16日 18日 25日 27日 28日 30日 。

 

4 六白には「徳」が求められる星である。アテネ哲学のプラトンの言葉・・徳について「賢明」「剛毅」「節制」「正義」の四つを上げている。1844年生まれ、1900年没のドイツの哲学者、反キリスト教者の「二ーチェ」。日本は明治時代にあたる。日露戦争は1905年に終戦与謝野晶子「君死に給うなかれ」、夏目漱石吾輩は猫である」。

などのじだいです。

 

二ーチェの言葉によると「人間の気高さを観る事ができない多くの人たちは、人間に於ける低劣なものに近づいて、目を背けず見る事を「徳」だとよんでいる。」

 

オレの仕えた上司は六白女性であった。上記に記した通りの人で、美人で芸術家、体育系の人。彼女自身の本当の姿は不明であったが、ねたみや中傷されるタイプでもあった。なぜなら「情」の深い人でもあったからだろう。媚びるような男性もイケメンタイプ。仕事人だったので、家事洗濯は旦那さんがこなしていた。

 

一族の娘さんは六白と結婚した。ズバリ仕事人。浮いた話もないが、妻はおいてきぼりなので、欲求不満、子どももいない、・・六白が油断している間に「離婚話」まで持ち上がり?今は子どもがほしいと言っているらしい。

 

恋する女性は何となく周りの先輩女(せんぱいじょ)にばれやすい物である。服装が派手になった、お尻が大きくなった、乳首がくろずみバストも変わった、色つやが良くなった、顔色がパッとしない時もある(これには深ーい理由があり、ましてや先輩女には

言えません。たとえいびられたとしても耐えるだけです)、痩せた等々。実は本当の事らしい。男性ホルモンは、「色つやをすべすべにしたり、バスト ヒップをまで形を丸くしてしまう精を持っているらしい。

 

職場でのこと体験済み。「なんか違うのよね・・?」体験・・誕生日の当日、突然電話あり?「とにかく外に出てきてほしいという内容!」・・ボーイフレンドのアパートに連れて行かされ、「見ないからお風呂に入って」「・・ポカーン」「いいから早く 時間がない」「・・あ~ぁ・・わかりました」。「エーェ!ナニコレ?すごーい」

 

湯舟が「バラの花」で埋め尽くされているではないか。只々、驚きでことばも無く、全身心臓だけ。  ワルツ!ボレロ、イヤイヤ おやゆび姫!イヤイヤ・・・。バスタオルで此の身を覆い、音を立てない様に着替えて・・「ありがとうございます。(💛 💛  💛で一杯だったろう。)

 

「早く乗って早く・・」と急かされて、手にはお風呂の香りが残っている「バラの花」(袋に入れられて)を持たされてオレの自宅へ丸ごと届けられたのであった。

 

人生でこんなことは「夢?」をみたヒトコマ。白く長い指、袴の似合う肩のなめらかさ。この時自分の情感を意識不可だったが、たぶん「恋」をしたのだろう。女として悦楽の暗闇にいたような。

 

つづきます。

【五黄土星】高島易による2018年11月の運勢

1 五黄は本来の中宮にいる。統合する、支配する、破壊の星でもある。人に寄り成功する人と不発に終わる人がいる、中間と言ってもいい人生の人もいる。本当に成功した人は、少ない。体験として言える事、これが五黄の本質的な星の意です。

 

早くから苦労をする、持久力がある、頭脳明晰で行動力抜群、気も強い。これだけの力を持って生まれてくるため、一国一城の主、リーダーになれる。しかし、肉親からの援助は期待はできない。義理人情に厚く、独立独歩の人生。

 

女性はかかあ天下、再婚の可能性もある、愛情表現はストレートである。(これだけの力は、人によりけりではあるが人に寄り添う受容力もある。苦労が多いからこそ、大きなことをするときは、考えて計画をたて準備万端で決行するタイプもいる。

 

生涯お金にはこまらないが浮き沈みもあり、野心家でもある。無理をしやすいから健康管理は常に気を配る事、気づいたら早めの処置を。

 

2 11月の運勢・・吉凶が入り混じるので、判断と決断が大事です。動き出すと良い結果を出しますが、止まっている流れを変える必要があります。其のためにも電光石化の如くまとめてきた、企画書や提案書を表に出して、評価を待つこと。

 

健康面では食あたりに注意して、胃薬を常備で吉。

 

3 吉日・・4日 6日 13日 15日 22日 24日   注意する日・・1日 8日 10日 17日 19日 26日 29日。

 

4 2018年は冬の季節に入っているが、運気は悪いながらも安定している。心の静まりと高揚感の欠如が相重なり 全体の動きを少ないものにしている。五黄を助ける動きは停滞している。2019年は上昇してくる。其のためにも、今は「内なる自分を反省し、次なる高見を視覚化して、実現可能に資すべきエネルギーを学ぶ年」。

 

易経に「山水蒙」という卦がある。蒙とは山の下の泉が湧くの意。大いなる人材となるべき人は、「行い」を果たして「徳・・五徳」を育てるのだと静観していきましょう。

 

オレの初恋の人は実の叔父であった。7歳違い。イケメンでトランペットを吹くのが大好き。車大好き、勉強大嫌い。しかし、生まれ年は二黒、生れ月は五黄、生まれ日は五黄という危険極まる容姿と、知識、直観力、受容力を供えている。女子にはモテモテ。(⋈◍>◡<◍)。✧💛。今の奥さんが初体験と言う律義者。オレはこの年になって久々の再会、心が勝手にしゃべり始めたから止めようがなかった、「初恋の人だと、今でも心の支えなので奥の方に閉まっている」と告げた。

 

2018年6月に姪の結婚式で再開した。オレの家族に紹介したところ、皆の前で、頭を何度もヾ(・ω・*)なでなでし、頬に2回ほど「(*´ε`*)チュッチュし」ハグもし”頭が良くて可愛い倫子だったんだよ」と。・・幼少の頃はおむつを替えおんぶもしたと教えてくれた。


加齢は仕方ないがイケメンには変わりない。許されるのであれば、一緒に残る人生を共に。音楽を聴き、議論をぶつけ、体を寄せハグ、いや、接吻だろう。おいしものには目がないオレ、好きな教理を作りましょう。老いた背中を流してあげますよ。一緒に箸を転がして笑いましょう、りんごやみかんを食べながら90mlのお酒でも酌み交わし、昔話に淡い光を授ける「秋の月」をめでましょう。(叔父もオレもお酒には弱いのであります。あしからず。)🌙。

 

つずきます。