2018-11-04から1日間の記事一覧
泡の山 待ち人来り。飛翔のおでましや。社中一同の歓迎を受けて、まずは「濃茶」の席へ洋服のままで進む。師は大歓迎、「三碧さん、わざわざおでまし頂きまして恐縮致します。さあどうぞ、こちらにどうぞ」。「お願いしますね!」。主菓子は、師自らのデザイ…
20周年記念茶会 「春の雨」。眼が覚めた時には、立礼席の閑静な佇まいのなかにいたナミである。男性諸氏によってもたらされ、時代の中心にあり、数寄者と呼ばれる一部の人たちがつくしに尽くした時代にまで「待つ」ことを余儀なくされた当時の意味合いは死…
春雨 迎えた今日のこの日は、しめやかに降る雨のはずであったが、時折雷でも吠えそうな朝を迎えた。訳アリの朝なのです。市内に新しくオープンした茶室のある社屋の添え釜の日。私も雨を通しにくい上着を着、長靴を履き車に乗り込んだ。到着した時は凛々しい…