陰と陽2つのエネルギー

私たちが生命を維持しているこの世界は「陰」と「陽」によって存在していると考えます。陰極まれば陽となし、陽極まれば陰となす。古き時代に伏義と言う王によりその基なる卦が(64卦)成立したと言われる。宇宙に存在する全ての意を説いていると言われている。オレが読んだ本に寄ると「自動言語」によって記されたとあった。自動言語そのものの有り様は信じています。なぜならばオレが体験者であるからです。

二つの性質・・・男性には女性的な面があり、女性には男性的な面があるといったのはC・ユングでした。アニマ アニムスと言っています。人が現在自分の置かれている状況を知り タイミング「時機  共時性ともいう」を誤ることなく適切に行為できるよう知るために 自分の二面を知り または 基とする「易、 気学」などが強い指針を示していると考えるのです。

男性と女性というものはなんとも魔訶不思議な出会いだと思います。袖触れあうも多少の縁といいます。オレの結婚もその通りでした。オレが恋焦がれて入学し、卒業した高校にその人も縁がありました。それともう一つ「いとこ」が地元を離れへ入学したのが同じ高校だったという縁により時を経て、結婚に至りました。

お互いが全く異なった「人種」であることに対して「全く無知」だったのです。心得の認識も覚悟も なにもかも無かったのです。あまりにも幼稚で世間知らず 自己中 妄想癖あり アンバランスな感情の起伏 自己暗示傾向アリ 被害妄想癖・・・縁の深い人が言うには 「永遠の処女」と。もう一人は言う「彼は加害者ではなく被害者なんだよな。食われてしまったんだよ 可哀想に」といつも断定する。今なら 心得ておかないとうまくやっていけないと 理解できるのですが。

違いを心して 可能なら尊重し合えるようになれば、(いや そうなるように努力し、精進し、学び合う義務がなければならなかったのだ。)

言葉のくい違い 気持ちのすれ違い そして刺激の与え方 受け止め方を認識し、生活するしか一緒にいる「みち」はないのだと感じています。

男は「受容」を 女は「共感」を求めて止まないのです。「お前はこどもばっかり!」「それを言うなら手伝ってよ?仕事をして 家事をして 妻?できない。体はひとつなんだから」・・・

女の拒絶と男の不満はこうして延々と続き・・・・・そして破綻した。

『ベスト・パートナーになるために・・男は火星から、女は金星からやってきた・・・ジョン・グレイ著・大島渚訳』より引用。「女の不満と男の拒絶感は 心のインフルエンザ」と。女がパートナーから愛されず、少しも大切にされていないと感じていれば、彼がしてくれたことに対して素直に「ありがとう」と言えなくなる。彼女は、憤りやいらだちを感じている。・・・その結果一般的にどういう具合に事態が展開していくかと言うと、彼、男は拒絶感を感じ、それ以上彼女の為に何かしてあげようというやる気を失っていくーー」とあります。

オレがここで言いたいのは、実は二つのエネルギーは逆だったということです。つまりオレの男性性 アニムスが強すぎたのです。結婚破綻の本当の原因はオレだったと反省̪しているというわけです。彼は弱く自信がなかったのではないかとも思ったりもします。後悔 先にたたず !しかし小さなエネルギーはその時できることを成しました

 

     嫁ぐ子や柚子湯の香り残しけり  オレは魔女(嫁ぐ娘に奉げた句) 

ごきげんよう