【一白水星】高島易による2019年1月の運勢

1月の月盤

 

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1 一白の年盤は西方位です。2019年は 人は流水の観が見るなくして、止水にかんがみる。七赤の宮にいる。物質的に恵まれるが消費に注意すべきとき。七赤と一白は「金生水」の相性関係にある。喜びを得て楽しい出来事が多い年。人との出会いを大切にすると人脈を築ける。笑顔を忘れずに好意的な態度で、節度の有る付き合いををすれば多くの人脈を築ける。  仕事では目的意識を持つと共に意志の疎通を図ることで連帯感が生まれて良い関係ができる。高額の買い物は、家族や知人に相談して吉。

 

2 1月の運勢・・・一白は東の三碧の方位にある。何事にも積極的に取り組む月。三碧は若木の意なので、新たな目標を見つけ心機一転、頑張る時です。他人の目を気にし過ぎると自分を見失うことになります。気を引き締めて取り組みましょう。親戚や知人が集まる場では軽はずみな言動を慎み、相手の立場を考えて発言すること。何事も正しい判断と誠実さを以ってすれば、充実した人間関係が築けます

 

3 吉日・・・2日4日 11日 22日 29日 31日  注意する日・・・7日 9日 16日 18日 25日 27日 。

 

4 日本に住んでいる私たちは「水」に対して当たり前の観があると考えられます。生物には必然の存在です。オレの学童期には井戸水であった。台所には大きな水がめがあって、柄杓でその都度汲み使用していた。畑の耕作で行ったときは、昼、こんびり(おやつのこと)に飲む水くみはオレの係で、近くの「湧き水」へ。とても澄んでいて、冷たく、こんこんと喉越しの良さそうな音色が聴こえ、もしなにかの弾みで落ちたとしたら、別の世界にタイムスリップする。そんな不思議さがあった。ジブリの「もののけ姫」で具現する森、木霊たちが守っている池?に繋がっているような、湧き水であった。  オレはその辺の木の実や草花と仲が良かったので鮮明に覚えている。

 

5 視点を変えて。・・『茶の湯』と言いますと、豊かな水が注がれているこの国で発展し完成した茶道は水を語らずしてはないこと。茶の湯に関しては除くが、面白いエピソードがある。・・・「繊細な感受性と言うものは、繊細な食物嗜好にも密接に繋がっているのである。一見、大変無骨者と思われている「石田三成」が、秀吉に対して三度にわたり、次第に温度をあげた茶をすすめた奇知をかわれたのだと言われているが、この事実を逆に考えると、千利休の洗練された精神には及びもつかないが、尾張の成り上がりものである秀吉にも、これだけの感覚は備わっていたのである。」『茶道の心理学より』

 

信長・秀吉の時代「茶の湯」は利休存命の時期でもあったので、秀吉が(藤吉の時)最初に手柄を立てた時、信長から褒美として賜ったのは「棗(茶そのものを入れる容器)」であったと本で読んだ。

 

予断の余談ですが、三成の息子が逃げ逃れた処は青森県弘前市(この時代としては蝦夷の果てだったはず)(今では桜の名所として名が知られている)。テレビで見たのですが、直系の子孫が今でも生活を営んでいるという内容だった。

 

6 水の性質は、今生きているひとの人生の流れそのものであると感じています。「若水」というみずは朝4時頃に汲み取った水の事で、朝の茶・昼の茶・夜の茶に使うのだといいます。

 

       使わざる大煙突に 冬来る   オレの師匠

         手つかずの湯と静寂の 冬日和  オレは魔女

 

つづきます