オレは魔女保育編・・・アドラー心理学が告ぐきょうだいの関り

家族には両親がいて、兄弟がいる。多様な環境のなかで誕生順位があり、性格形成に特性があらわれると言われます。脳学 生理学 社会学 風土 地理 国等々 オレには 「こうです。」と断言できません。このことをイメージしながら読んでいただけると幸いです。

 

アドラー心理学では、出生順による性格傾向を以下のように解説しています。「アドラー心理学入門・・岩井俊憲・・かんき出版」参考   

 

第一子・・・一番目に生まれ、一番でいたいと願う。  第二子・・・後から生まれ、必死に追いつこうとする。  中間子・・・人生を自分で押し分けて進む傾向がある。  末子・・・生まれながらの赤ちゃんで、決して王座が失われることはない。

  単独子・・・巨人の世界の小人

 

この出生順位によってある程度のライフスタイルが決まってくる。単なる生物的な誕生順位ではなく、心理的な位置が重要。ただし、可能性が高いという程度の事なので、絶対視ではないことを、念頭に置いてください。

 

第一子・・・兄弟が生まれた時にどう行動するかが分かれ道となる。「王座を奪われてしまった。もう親は愛してくれないんだ」と感ずる傾向がある。友人の甥(小5年生の時に弟が生まれた。友人の予想的中・・哺乳瓶でジュウスを飲む ママにだっこをせがむ 赤ちゃんをまたぐ などの行動に家族が驚いたとの事。オレの場合、産院にお見舞いに来た4歳の長女は来るなりオレのベットにあがり、オレにぺったりとくっついた。「赤ちゃん見に行こう」と言われても知らんぷり。・・帰宅後部屋の隅っこで泣いていたと。退院後、哺乳瓶でお茶を飲む おむつをする おっぱいを飲む(この時は、まずい と言った)母の傍から離れようとしない等。オレはすべて受け入れたので、予想以上に早く切り替え、お手伝いをすると言い始めた。  理想主義 完璧主義になりやすい傾向をもち頑張り屋さんの一面をもつことも。子ども時代からリーダーシップを発揮する機会が多い。順応性がある。

 

第二子・・・第一子の正反対になりやすい。競争的になり「もっと頑張らなくては」と自分に言い聞かせて生きる傾向がみられる。

 

中間子・・・一度も親を独占したことはない。他の兄弟をかき分けて、自分を主張して生きる必要がある。「自分の人生は自分で」と感じている傾向がある。現実的ではっきりとした現実的な目標がみえている。攻撃的な面もある。一般に社交的でもあるが、不正 不公正、などないがしろにされることに敏感である。兄弟が魅力的であったり、優秀な場合、勇気を失い問題児になることもある。

 

末子・・・永遠の赤ちゃんである。親 兄弟に「甘やかされる」ことが多い。逆にまともに取り合ってもらえない事もある。創造性に富むことが多く、頭角を現すこともあるが、才能を埋もれさせてしまう傾向もある。

 

単独子・・・親の影響をうけやすい。競争相手がいないため、いつでも関心を向けてもらえる分、向けてもらえないと我慢できない傾向になる場合もある。大人との交際はじょうずになる傾向はあるが、分かち合う 上手に自己主張する、駆け引きをするなどの機会が少なくなる。大人にみられていることが多いので自己判断してはいけないと、感じて育つ可能性もある。わがままになりやすい傾向もある。

 

他 性別 養子 連れ子 等多様である。しかし アドラー博士は「あなたが劣っているから劣等感があるのではない。どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する。目標がある限り、劣等感があるのは当然なのだ。」「遺伝もトラウマもあなたを支配してはいない。どんな過去であれ、未来は、「今ここにいるあなた」が作るのだ。」

 

オレ達は始めから負の傾向を持っているわけではないのです。だから、なにかあった時はまず少し時間をおき、リラックスする時間をつくろう。

 

小さなベランダに パセリが食べごろとなりました。紫蘇も伸び盛りです。蕗の佃煮は家族に好評でした。孟宗タケノコは立派なのに出会いました。はこべのお浸しもさっぱりしていて美味しいですよ。

 

つづきます。