【一白水星】高島易による2018年9月の運勢

中宮には「七赤金星」、一白は「東北方位 八白土星」の宮に入っている。八白は「艮 山の意」である。従来の事に終止符を打ち、新たに展開していく宮。変化、意志が強く信念を持っている。父親の跡を継いでいく。七転び八起き運である。

 

南西方位、中宮、東北方位の一直線上にあるので「三土」、なんとなくうまくいかない 体調も今いちパッとしない感じを持つ。表鬼門にある。という事はどんな意の流れとなるのか。

 

9月の一白は、予期せぬ変化在り。新しい物事が始まる予感。年度の後半に入り、転換期を迎える。生活の転換、仕事の転換など、本人が予期せぬ変化が訪れる。プラス思考でとらえると吉。遠方より人が来て充実した時間となる。

 

変化の中で、親兄弟や親類関係の家の相続問題、仕事上では前任や後任との引継ぎ、担当替え、取引側との継続交渉など、課題は山積みなことも加わり、仲介業務のクレームなどがある。落ち着かないが、思い通りに行かないとはっきり知っておくべきである。忍耐強く対処すること。新しいことも始まる予感ありだが、壁にぶつかり悩むが、最初であることは、良い事である。必要なのは自分で深く反省することである。しかも新しい視点で。一白の得意とする自由な発想を活かそう。

 

土地や不動産購入の話が浮上、吉。転倒に注意。

 

吉日・・・6日 17日 24日 26日  注意する日・・・1日 3日 10日 14日 19日 21日 21日 28日 30日 

 

自分の星と 巡回する星とを良く見合わせてみると、流れが見えてくるのではなかろうか!九紫火星の運勢で示したことを、何度でも読んでいただくと理解し易いのではと言う事と、もっと知りたい時は専門書を開くことをお進めです。体系的に理解し、体現できる。また、一日の事をめもることもお勧めです。

 

オレの手元にはいつでも読めるように、「聖書」がある。信仰をしているわけではないが、初めて勤務した保育園が教会付属であったことです。讃美歌に始まって、讃美歌でさようならすることで、そこに集う全てが祝福されると、素直に感じ、日曜礼拝時、頭を垂れる真面目で こつこつタイプのオレであった。聖書の福音を暗誦するほどに、懸命であった。マタイによる福音書 第七章 七節・・・「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。探せ、そうすれば、見出すであろう。門をたたけ、そうすれば、開けてもらえるであろう。ハ節・・・すべて求めるものは得、探す者は見出し、門をたたく者はあけてもらえるからである。九節・・・あなたがたのうちで、自分の子がパンを求めるのに、石を与える者があろうか。・・・」マタイによる福音書第四章 四節「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの 言で生きる者である。」「第二十六章 五十二節・・・劍を取る者は皆、劍で滅びる。」

 

オレは真摯に受け止めていた。しかし、どうしても「洗礼」を受けるに至らず悩み続けた。晩秋の頃、牧師先生に呼ばれて言われた。「教会から推薦をするので、神学校に入り、牧師になりなさい」と。青天の霹靂であった。病になるほど苦悩のはてに、オレは退職の道を決断した。

 

今でも、フト、口ずさむのは「子ども讃美歌」である。

【九紫火星】高島易による2018年9月の運勢

九紫火星は、「七赤金星」の宮にいる。「兌」と言う。兌の持つ意は沢、喜悦、和、娯楽、笑い、色情、誘惑、口、雄弁、愛敬などである。人それどれにあった喜びをもたらす。貯水池のイメージである。穏やかな時は、静かな湖面からさわやかな風が吹いている。しかし、ダムを超えるような水を、風を伴いて下流に流れ込み、生きている者たちの災いとなる可能性がある。このような、ことを想像しながら、読むと九紫の意がよりはっきりしてくると思われる。

 

9月の九紫はアイデアを大切に。新しい課題ありの意。変化の多い時、予想外の動きが続いて起こる。心落ち着かせて、仕事上のことなら、必ず上司に報告を。これを怠ると後々面倒なことになる可能性が高い。思い通りにならないから、気持ちが急くことになり、ますます忙しくなる。上司の指示に素直に従いて吉。水は上から流れて海へと向かう、途中スムーズでないとクレームが多くなる。

 

それが10月になると、九紫が口にしたことが問われることとなるからである。言動不一致になると、批判を招く。出勤時間、勤務態度、夜の行動など、何かにつけて生活態度を問われる。更に、服装、食事マナーにも気を付ける事。

 

トラブルがあった時は、優しい雰囲気をもちながら、しっかりとした処理をすること。皆は仕事への姿勢や態度を判断するからである。日頃の心構えや言行が常に出やすい月なので、心して日々気を抜かない様に。

 

吉日・・・7日 18日 25日 27日   注意する日・・・2日 4日 11日 13日 20日 22日 

 

正方形の中に九つのマスを書いてみてください。真ん中に「五黄」と書く。五黄の上は「南で 九紫」五黄の下は「北で 一白」。九つのマスに向かって右が「西で 七赤」

五黄の左が「東で 三碧」、南方と西方の真ん中が「南西で 二黒ひ」、西方と北方の真ん中が「北西で 六白」、東方と北方の真ん中が「東北で八白」、東方と南方の真ん中が「東南で 四緑」。気星の定盤です。年、月はその年によって、つまり宮が一定の法則、流れに添って変化していきます。個人の定盤は誕生日がスタートになり暦と同じく、移っていきます。

 

方位には「本命殺 その人の生まれた年、月の本命星が在泊している方位」。「本命的殺 本命星の在泊する方位の正反対にあたる方位」。「五黄殺 その年の五黄が在泊する方位、この方位になにかをするときは、特に土を動かすことは大凶で、その家の主人に災いし 軽くても家人に祟るという」。 「暗剣殺 五黄の正反対に在泊方位、この大凶方位を犯すと、降ってわいたような災難(病難、盗難、家庭の粉糾、事業の失敗など)の災禍を被る。なたこの方位に向かっての普請、造作、伐木、樹木の植え替え、婚礼、移転などは厳しく避ける事とされる。

 

このような事は専門的なので、自分だけで判断するよりは専門家に相談することを、強くお勧めします。一生の事柄ですので。

 

オレの高校の女性教諭は「餅は餅屋」とおっしゃっておりました。

 

【八白土星】高島易による8月の運勢

生まれ年・・・満8歳 満17歳 満26歳 満35歳 満44歳 満53歳 満62歳 満7 1歳 満80歳

 

八白土星中宮に入っている。中宮は五黄土星の宮である。五黄は、統合する、支配する、破壊するの意である。八白は「艮」山のこと。山はどっしり静かに止まっている。従来の事に終止符を打ち、新たに展開していく。「土」の働きの蓄積で終わりを示す。

 

八白は、変化、革命を起こす。堅実に仕事をする。相続継承の意をもつ。落ち着いて学びの時。親や師を大切にすること。

 

8月の八白は、内容が整わずに苦しい。他人はすべてうまくいっているのにと見ている。物事は思うように動かず、人は望むように動いてくれない。八白は悩んでいるが周囲はそれを、苦労なしに感じている。性急に進めない事。一度決めたとしても、何度でも、考えを改めることも大切。8月は真っすぐにいかない月だと、認識することである。

 

この原因はなんだろうと思っているだろう。それは「極め付きの頑固さ、融通が利かない」ことなのです。対処の仕方は「表情は柔らかく、言葉はやさしく」。この方法でかなり物事は進むはずです。

 

8月は恩師や先輩を大切にする月。恩師には「本」を持って挨拶に。今の自分にとって大切な学びがありそうです。相手の話を聞いて吉。

 

吉日・・・3日 12日 21日 23日 30日  注意する日・・・1日 7日 9日 10日 16日 18日  19日 25日 27日 28日 

 

『いそっぷ詩(うた)・・谷川俊太郎詩集・・小学館

        イソップさん

 

      イソップさん

   おなかはぶたで  あしならあひる くちはかえるで  はなはライオン

   あたまさんかく  いろはまっく  しゃべれば    もぐもぐくちごも

   せかいでいちばん もてないおとこ

   イソップさん

   だけどおはなしつくるの  うまかった  むしやことりや けものにたとえて

   じょうずにいきるすべを おしえた  いまもむかしも ひとはよくばり

   ギリシャもにほんも ひとはおんなじ

   イソップさん

   ひとのよわさを しりすぎて  ひとのむごさを いいすぎて

   えらいひとたち おこらせて とうとうさいごに ころされたけど

   つくったおはなし いまもいきている

 

俊太郎さんは1931年東京生まれ。詩、あそびうた、絵本、童話、翻訳など幅広く、ご活躍なさっている方です。オレも大ファンのひとりです。

 

俊太郎さんも語っておられるように、イソップ寓話は話の後に教訓がついている。

「もしもしかめよかめさん せかいのうちで・・・」という歌は日本で生まれた童謡かなと、勝手に思い込んでいる人も多いのでは ないのでしょうか!実は今から二千五百年も前、ギリシャに生まれたアイソポスと言う、奴隷が作者だと、伝えられているとの事です。イソップ寓話はいつの時代にも変わらない人間の、愚かさ、可笑しさを生き物に託して、今の時代までも生きている。

 

だからわざわざ、教訓を持ち出し、子どもの心に沁み込ませることもないのではと述べています。

 

ユング派の心理学者であった「故河合隼雄師」の著書の一つに 『昔話の深層』があります。ユングが提唱した理論を軸として、展開された昔話のみえない心の内を、垣間見たほんです。オレはただ、読んだだけですが興味深い本でした。

 

高野山での「滝行」の風景を放映していた。オレが育った地域にはあまたの滝がかかるところであった。姿は様々であるが、どれもみな、涼しい夏の眺めです。秋には紅葉、冬は雪と凍った滝の「たぎつ」を静めた光景は見事です。

 

   神にませば まこと美はし那智の滝   高浜虚子作   (那智大社の別宮飛瀧の御神体は、滝そのもの。)

 

次の九星は9月の運勢です。つづきます。

【七赤金星】高島易による2018年8月の運勢

生まれ年・・・満7歳 満16歳 満25歳 満34歳 満43歳 満52歳 満61歳 満70歳 満88歳

 

七赤金星は四緑木星の宮に入っています。四緑木星は「巽」風のことです。成熟した緑、加工されたもの、信用の星、教育の星、幸福を運んでくる宮。男性は年上の人、水商売の人のママと縁あり。女性は年長者に目をかけられる。などの意がある。

 

七赤金星は「沢」のこと、口の意です。休息と遊楽の場です。苦労するほど成功する、異性にもてる、再婚運が強い。一生お金に不自由しない、晩年になるほど財運向上する。落ち着いて学びの時、親や師を大切に。8月は感動を大切に、相手の心を大切に。2018年一番の運気にある。物事の完成には最適の時である。趣味(書道、庭づくり、洋裁等、形として残すならばこの時がよい。)帰省もよし。

 

9月の声を聞くころには、なにか新しい話が立ち上がれば、断らない事です。また、「出会い」はすべて(同僚や仲間と旅行 趣味で出かける)賛成です。お金のトラブルはつきまとう。大きな自然にふれて感動することは気持ちいい、大きな吉となる。

 

吉日・・・4日 13日 31日   注意する日・・・1日 2日 8日 10日 17日 19日 26日 28日 

 

先立て、「陶器展」を見にいってきた。和洋食器や飾り皿、抹茶ようの茶わん、象牙の三重の塔(原材料は象牙・・お値段は3千万円ほど)など。多くの人で、すれ違うときは、「陶器」があることを忘れない様に十分気を付けながら歩きました。

 

各工房の違いがあって、中には感動するものもありました。そのうちの一つに、熊本県の「ろくよう窯のやまが野火焼き」。「釉薬の類は一切使用せず、作品の周りに炭を置いて焼くことで、茜色、金色などを発色させる独自の方法で焼しめている」「同じものは無く、一つ一つ違った表情(窯変)を観る事ができる。こうした器は、使うことにより、しっとりと変化し、長くお使い頂くと、よさが解かると思います。」と書かれたパンフを頂いた。

 

ぱっと見た印象は、備前焼に似た印象を受けるのですが、少し近づいてみると、茜色、金色が見えてきます。一人で興奮してしまいました

 

「お茶」のお稽古や茶会で使うお道具は、師のお好みが反映してのことでしょう。京焼、萩焼き、青磁九谷焼、楽焼きなどで、「かお」のあるものが多かったです。趣味の多いオレはこの茶道具だけには「手」を出しませんでした。

 

師のお道具は生涯をかけて揃えた(引き寄せたもの)ものだったのです。オレは鑑賞とおけいこに徹することで、十分満足していた。

 

会場では「裏千家」の社中の方々のおもてなしを頂戴いたしました。主菓子は白松の生菓子で、とてもおいしく、懐かしさも思い出も運んで頂きました。オレは「表千家」ですので、お道具や、お点前、他の所作の独自性を鑑賞できたことも、「一会一期」でした。

 

    中秋の名月雲の舟でゆく   鬼灯の実ひとつ紅くなりにけり  オレは魔女

 

つづきます。

【六白金星】高島易による8月の運勢

生まれ年・・・満6歳 満15歳 満24歳 満33歳 満42歳 満51歳 満60歳 満60歳 満69歳 満78歳 満87歳

 

六白金星は三碧木星の宮にはいっている。三碧は「雷、若木、青春」の意。一攫千金タイプ。若くして頭角を現すが、人生は波乱含み、幼少期に苦労があった。口が災いとなり、敵を作りやすい。早く家庭を持ち亭主関白、男性は美人に弱い、女性は温和で優しい反面、男性を好む傾向アリ。父親との縁が薄い。このような宮に入ると、どんな流れになるか?

 

危険が多いがこころは充実。慎重に活躍すべし。運気は強いが、強引はいけない。六白はどうしても気合で物事を運びがち。8月は、苦悩や困難は、誰に相談しても、誰と組んでも 解決に向かうのは「本人次第」。苦悩の本質は「個」であり迷いも悩みも個人のものである。ならば、自分をどのように高めるか、やはり永遠の課題である。

 

洞窟に入り込むとそこには「トラ」が寝ており、トラの脇を通り抜けなければ、出口にはいけない。トラが眼を覚まさない様に、ひっそりと行動をとるしかない。トラの気持ちに自分を、投影させ、あせらず、慌てず、しかし「歩」は着実に進めるしか手はない。

 

このような慎重な行動と強い心の姿勢が必要で生き方までも問われる月である。8月は「問題」が発生する。危険なことに直面するのだ。どうしますか?

 

吉日・・・5日 7日 14日 25日   注意する日・・・2日 9日 11日 18日 20日 27日 29日 

 

2018年の六白金星は冬の運気から春に向かっているが、春に向かう前に、大雪にみまわれ、多面にわたり、体力だけではなく精神的にも問題がでる。2017年は大激動の年であったといえる。職場の異動や担当変更などにより、毎日が大激動であったはず。苦労を余儀なくされた。

 

2018年は春を迎えるために、これまでと異なる生活を家族に求められる。家族はこれまでの精神的調和を乱され、不安定になり、些細な言い争いを生む羽目になってしまう。しかし、これは新しい生活への順応開始の為なのである。このことは六白金星にとって、避けては通れないトラブル、苦労なのである。

 

仕事は忙しく、やることが多く、家庭、職場での意思疎通ができないまま、「溝」を生みやすい。よって「春」はまだ先の事と言う意味。かなり難しい課題となる。相手の心の状態を把握するように、測る必要がある。

 

六白は神経が細かく、自由奔放にしてきたので、小さくたたいた「鐘」の音でも大きく鳴り響く、繊細さを持っている。

 

2018年は思いが叶わず苦労ばかりだと感じて、人との(家族、職場で)関係が難しく、精神的な疲労感は避けられない。

 

しかし「春は目の前に展開している」にも関わらず、あれこれ考えすぎて、一人で悩み、考え、忖度して疲労感を深めてしまう。今、六白は仕事の量やスケール、人間関係の複雑さで、自分の能力の限度を超えた活躍が求められている。

 

ところが、人生を中途に終える人もいないわけではない。今の六白では力不足のという現実も事実である。自分の力量を自覚しているため、「できないことはできない、嫌いなことは嫌い」と断言する為、周りから誤解を受け、遠慮がないとか、傍若無人と勘違いされる。

 

六白金星の星の人よ!オレの占学を大きな心で観てほしい。2018年2月3日を過ぎると、黄色い福寿草の「芽」に気づく自分の能力に、責務もこれから展開する使命も、力を秘めていることを、信じ、決してここに満足しない「鍛錬」を必要としている時期だと、精進する学びを、能力の高さ素晴らしい才能の多くを、更に高める為に、超絶な「わざ」を修めた「人」に出会う必要があることを自覚するべきである。

 

オレの上司に六白金星の鏡となる女性がいる。保育の協会は「二つ」あった。この六白金星の女性は新しく「会」を立ち上げ、成長し続ける保育界の変化を一冊の本にまとめ、オレ達に「智慧、知識、ポイント、考え方、情報、」等々を惜しみなく分け与えてお出でである。感謝申し上げます。

 

つづきます。

【五黄土星】2018年8月の運勢

生まれ年・・・満5歳 満14歳 満23歳 満32歳 満41歳 満50歳 満59歳 満68歳 満77歳 満86歳

 

五黄は二黒土星の宮に入っている。「三土」という西南と東北を結ぶ線上にある。二黒は、「地」のことで、万物を生育していく力を持つ。天の恵みがないと育成しないから、天に従順である。決断力不足でチャンスを逃すこともある。頑固、情にもろい面もある。

 

五黄は、気分は明るい。課題は徐々に解決していく。8月は運気が強い。家族サービスや帰省に力を入れたい。すべての予定が首尾以上に動き、満足の月になる。実家へのおみやげを忘れないように。また、祖父母も大切にしたい。8月の親孝行は予想以上の効果を呼ぶ。友人との海外旅行は大賛成。やっておきたいこと、行ってみたいところ、見るもの聞くものは以後の仕事に大きな影響を与える。仕事では、些細な連絡、細かい営業活動が徐々に成果を生み出すことで、必ず大きな仕事や儲けに繋がる。

 

真剣な姿勢が評価される為、遅刻などは禁。その日の仕事はその日のうちに処理すること。ぐずぐずした態度は、誤解を招くことになる。  

 

大きな仕事は重責を負うことにはなるが、「大吉である」ため絶対に断らない事。足元をしっかりと固める「時」であることを、心に刻み込む事。

 

吉日・・・6日 8日 15日 24日 26日  注意する日・・・1日 3日 

10日 12日 13日 19日 21日 28日 30日

 

気学は、自分の将来設計や仕事などの指針となる一つだと確信している。昔といっても、いつ頃なのかは定かではないのですが、この年に生まれた子は、「五黄の寅か?」(もうひとつ、丙午ーひのえうま)と言われ、大人たちはいろんな意味で懸念したようである。

 

2018年の場合で見ていきます。五黄は「一白水星の宮にいます。」土と水は「土剋水」といって相剋します。運気衰退を現わし、影が生じて万物すべてが隠れてしまう象意です。特に健康面には注意を。尿管結石、糖尿病、女性は婦人科系の疾患が心配されます。

 

何事も高望みをせず、地道な努力と忍耐の年と考える事に徹していきましょう。無理に進むと、「足」をすくわれて失脚します。統率力が人一倍あり、人脈にも恵まれていますが、「2018年だけは強く出ない様に心がけましょう」。

 

特に異性問題や不倫問題に巻き込まれたり、悪友との縁が切れなかったりすることを、肝に銘じておきましょう。周囲の人には柔和な態度と表情、思いやりを以って接するように努力すること。

 

2018年はその場に応じた判断や処置がとれる、柔軟性が求められる年であることを、決して忘れてはなりません。これは「五黄土星生まれへの、忠告!」であります。

 

2018年、つまずくと、「迷路」から抜け出せない状況です。

 

五黄土星は「統合、支配、破壊」のほしです。加えて、「寅年生まれ」は、何事にもチャレンジする、行動力兼務、愛情面では感情的になり易い、束縛心が強い、後悔することもある」といわれ、五黄の寅は「帝王の星」言われる由縁です。

 

「星」とは、「日の生まれ」と書いてhosi と読みます。生まれた日が、人生の「鍵」を握っている。つまり、星の持つエネルギーが、どのような「質と量」をもっているか、それがどういう時に、どんなふうに発揮されるかを判断するのかということが、「占学」という統計学なのです。

 

古き良き時代の8月の事を「葉月」と呼んでいました。若葉が成熟して濃厚な緑になります。オレは「仏の葉の上に坐す、蓮の花の葉」を思い浮かべます。実家のある地域のお寺の池には、「古代の蓮」の種が育って今に至っているといういわれが残っています。鳥、木、水、花、鯉、岩、香、経、茶筅塚・・・聖地ですね!

【四緑木星】高島易による8月による運勢

生れ月・・・満4歳 満13年 満22歳 満31歳 満40歳 満49歳 満58歳 満67歳 満76歳 満85歳

 

四緑は一白水星の宮に入っている。一白は水の事。流転の星、低いところに流れる、万物を潤す。目標を一つに絞ると成功に結び付く。

 

上下で衝突しない。体調管理と休養を。8月は体調が優れない。夏バテのせいか、朝の目覚めも良くない。これまでの疲れが一気にでる。夏風邪は長引くので、くれぐれも注意。心身の休養をとり、健康回復に努める事。

 

人間関係のトラブルが発生しやすい。先月からのトラブル続きで、些細な連絡ミスが新たな問題を発生しやすい。うっかりミスは対応に追われるので、何度も確認をすること。物事は思い通りに行かないのでついつい、投げやりになりやすくなるが、特に上下関係でトラブルが生じると、事態悪化させるから、十分に気をつけること。

 

慌てずゆっくり丁寧に、物事を進める事。気持ちに余裕を持てるように試みて吉。自分の意見を無理に通さずに、周りの要望を従って進めるとうまくいく。一か月の辛抱を。9月は運気も良い方向へ向かうので、準備期間だと思って、明るく素直に過ごすこと。

 

四緑木星は「成熟、運を運んでくる星でもある」ので、あいまいな気持ちでことに望むと、取り返しがつかない事にもなるので、地位の高い権力者の援助を受けると、うまくいく。

 

健康面では腹痛や下痢の心配があるので、原因となるような刺身やユッケのようなものはたべないこと。

 

吉日・・・7日 9日 16日 18日 25日 27日  注意する日・・・2日 4日 11日 12日 13日 14日 20日 22日 29日 31日

 

8月と言えば、お盆、「帰省にまつわる事柄すべて。お墓参り、迎え火、精進料理、所によっては、お墓の前での黒神楽、花火、灯篭流しなど、盛りだくさんの工程を静かに行われる。仏壇や神棚のない世代の人たちには、是非体験して欲しい事柄である。理由は多々あるだろうが、「この人はママのおばあちゃんよ」など言いながら、仏壇の「鐘」を叩いてみる、お線香をたてるなど、異界の雰囲気を感じることなど。

 

「お使いの人が来たよ!」と伝える事がある。すると奥や台所にいた母が玄関にでる。深々と頭を下げて、お使いを聞く。更に頭を下げて両手をついてお辞儀をし、見送る。オレの母は長女だったので、親戚の「お使い」は必ず受けていた。実は、何かと言うと、「逝去」のお知らせなのです。もし、これがお盆後だとすると、「死なば盆前」と言われてしまう。「初盆」が翌年になり、周囲の人に半ば忘れられてしまうからです。

 

青き稲田を風吹き渡る。稲が生育して青々と茂るころ、太陽はカンカン照りとなり、まさに「炎天下」となる。オレの家には、田んぼがなかったが母はいつも話していた。「今年も新米が食べれるね!」と。

 

親戚の田んぼの草取り・・はじめてとる草は「一番草」次は「二番草」・・・と人の手が入り、お米となって糧となる。

 

「冷ややっこ」は夏の名物。豆腐屋さんによって味の違いが楽しみ。薬味はネギと紫蘇、少しばかりの醤油。最高の時、

 

つづきます。