【二黒土星】高島易による2020年1月の運勢

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     1がつの月盤

1 年齢・・・4歳 13歳 22歳 31歳 40歳 49歳 58歳 67歳 76歳  

 

2方位・・・二黒土星は西の七赤金星の宮にはいっている。七赤は悦びの星・遊興の意飲食の意・金融関係 アクセサリ・レストランなどの意をもつみやである。二黒は庶民の星・コツコツ型・看護婦・土木建築業・産婦人科・園芸などの意である。月全体として、小吉運  平素の努力で無事安全な吉の月。

 

3 月の流れ・・・数多くの喜びが舞い込む月です。お金の出入りが激しくなりますが、人付き合いの為の出費なら人脈作りと考える事。また、会食や宴会での節度とマナーを守って楽しんで吉。運動不足と偏った食事では体重の増加が心配されますので、日々の運動や食事で徐々に改善は吉。

 

4 吉日・・・16日 18日 25日 27日 。   注意する日・・・3日 11日 14日 21日 23日 30日 。

 

5 昨夜(11月9日)の皇居前の祝賀行事の一つが放映されました。オレもしっかり目に焼き付けました。ピアノ・嵐・国歌のアカペラ・国歌斉唱・万歳三唱・天皇陛下のお言葉・雅子様のなみだ(オレももらい泣きしました)。「令和」になったんだなという実感がありました。天災を考慮して延期したことで、高く遠きにある存在と思っていたが、この度の一連の儀(テレビを通してではあるが)は、「集合意識」の(ユングのいう元型)現れと感じました。

 

『ĄZ ユング  こころの神秘   1993年秋号』参照にします。「歴史には、何事も変わらないような平穏無事な時期

もあれば、世界の状況が一挙に変わってしまうような時代もある。革命や戦争などはその例である。そういうときには、世界全体が熱にうなされたような狂気の状態におちいる。これは集団の中に潜在している心理的生命的エネルギーが爆発したような状態である。ユングは、第一次世界大戦が始まる前のころ、「ヨーロッパが洪水の中に沈み、崩れ去ってしまう夢を何度も繰り返しみた。」という。ユングは後になって、その夢が戦争がおこる予兆であったと知る。

 

無意識は、意識が気づかなくても、世界が動いてゆく未来を直観的に知っているのである。  こういう考えかたは、ヘーゲルが「時代精神」と呼んだものに似ている。それは、ある時代全体の底にあって、世界を動かしている大きな精神のようなはたらきである。空間の事物はみえない力に動かされて、個人こじんの意志を無視してある方向へと動き出し、変化してゆく。

 

ユングは心理学の立場から、そういう作用を、集合意識 とよんだのである。」 「もうひとつの側面は、空間に即してみた場合である。この場合には、それぞれの集団、たとえば民族がその風土的環境の中で育ててきた無意識の性質や構造が問題になる。

 

たとえば、日本人の民族性とアラビア人の民族性のちがいは、それぞれの風土性質無関係ではない。この場合、個人差や変動の巾はあるが、空間的側面からみれば、集合的無意識の性質をもつということができるだろう。」

 

「つまり、空間は無意識の作用の場なのである」。

 

ユングと言えば、「易」学を外すことはできません。「占うのは、人が現在自分の置かれている状況を知り、タイミング(時機)を誤ることなく適切に行為できるようにするためである。」と書かれてあります。「転ばぬ先の杖」とでも申しましょうか。オレは長きに渡り、保育道と命名して子どもたちと関わらせて頂いています。

 

仕事柄、児童心理学・発達心理学社会心理学・行動療法・・などを学ぶうちに、故河合隼雄心理学にであった。20代前半のころです。・・・そして「易学」に出会うという大きな共時性のもとに、ここまでよちよち歩きが続き、つかまり立ちの前あたりにいると思います。「宿曜術・・宿曜経を基にして成立したもの」では「房宿」にあたります。

 

史上、有名な人としては、「大日本史」の水戸光圀徳川慶喜吉田松陰伊藤博文、らが挙げられています。房宿の大きなポイントは二つあります。一つ、一族を超越して家風を栄えしむ。  一つ、末を遂げず  であります。これを少しでもレベルアップするポイントは一つ、「よき師に出遭う」ことだと、自身で強く直観しました。この愚かな念願が放浪の人生となって 今の今に至っているのでした。

 

いやで退職した職場はないのですが、「退職」という踏み絵にいたるのです。師と崇める方にはお会いし、共に働き同じ釜の飯を食って、共に悩みながらも学んでいました。あ~ぁァ!オレの人生はなんたることでしょう。 しかし、おれは前に進むぞ。人生とはこのような事を意味するのでしょう。

 

6 故恩師の俳句・・・鰯 雲 別 れ い う な ら 糸 電 話

 

つづきます。