オレは魔女の保育編・・・トイレットトレーニング

少し早い話題であるが、夏に向かって「いいチャンス到来」の一つとして、排泄があります。育児雑誌 保育園などでも口をそろえたように「無理せず」と言うスローガンがあります。1970年代1980年代はほとんどの幼児は遅くても2歳半ば頃には、排泄完了時代だったように思います。オレが幼稚園で勤務していたころは 面接は11月、翌年4月入園と言う流れであったこともあり、更に言うならば入園する4月の時点で、4歳。つまり2年保育が主流の時代でしたので、トイレットトレーニングは全員完了していました。

 

そして時代は変わり、「紙おむつ」なるものが入手できる時代へ。「赤ちゃんのいる家庭が消えてしまった」のです。布おむつが消えたということです。時代はさらにさらに変化し、紙おむつの進化とともに、お母さんは外で働く、そして核家族の定着。保育園の入園希望者が増え続け、地域によっては待機ということになっている。

 

発達し続けている「脳」はといいますと、「中脳」と言うところが排泄を司っていると言われます。1歳半には完了している。つまり遅くても2歳からおよそ2歳半頃には、パンツを履いてお尻はさわやか!たまに「いやいやえんの時期」と相まって やってしまった ということもある。しかし本人は 漏らした現実をしっかりとにんしきしているのです。そして、気持ち悪いなという感覚もしっかりと知り、吾に誓うのです。「ぼく(わたし)の辞典には 失敗はない」と。

 

1歳半頃、「うんち」に対する特別な愛情が確かな感覚として湧き出てきて、「ジャーァ」と言う音が消えるまで凝視し 見送るのです。なぜ?  本人にとって体の特別な一部と感じているようなのです。人は全員経験済みなのですが・・

 

3歳から4歳あたりには、うんち後「拭く」こともでき、「自分で」という発達も著しくなっていくのですね。

 

オレんちの進め方はアヒルのおまるで遊びながら、お人形のおしっこやうんちの場面ごっこを通して、いつのまにか完了していました。第一子は1歳半頃 第二子は1歳8か月。その後おもらしはなっかたので、楽をさせてもらいました。

 

厚労省より示されている「保育指針」というのがあります。おおよそ2歳では排泄 着脱 食育など基本的な生活の自立について記されていますが、3歳では触れられていません。

 

二子が中学3年の時、保護者会時、校長の話の中で「トイレットトレーニングが長引いた子の情緒の不安定さが思春期の頃にでてくる」という内容のものでした。当時オレはよく理解しないまま、時を過ごした。

 

さくら前線はどのあたりに北上したのでしょうか。「さくら」。このうたは日本の長崎を舞台とする「オペラ 蝶々夫人」の結婚式の場面にこの曲が用いられているということです。作曲者のプッチーニは大変勉強家で、このオペラを作る際は当時の在伊日本大使夫人から日本について学んだ。そのかいあって「さくら」の旋律が、悲劇を予感させるように非常に効果的な使われ方をしている。作詞家も作曲家も不明ではあるが、江戸時代から琴の曲として親しまれてきたという。「覚えておきたい日本の童謡・唱歌名曲50選・・音楽文化研究家 長田暁二監修」より

 

文語体   さくらさくら、 弥生の空は、 見渡す限り、 霞か雲か、 匂いぞ出ずる。 いざや いざや、 見に行かん。

 

つづきます。