【一白水星】高島易による2019年6月の運勢

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      6月の月盤

1 年齢・・・2歳 11歳 20歳 29歳 38歳 47歳 56歳 65歳 74歳 83歳 

 

2 方位・・・6月の一白は東北の八白土星の宮に入っている。八白は、山・変化・相続・従来の事に終止符を打つ・七転び八起きなどの意。 一白は水・流転・一途・体力より頭を使う・情にもろいなどの意。「三土」の傾斜線上にある。(四緑・七赤・一白)。

 

3 全体運・・・大吉運・何事にも積極的に取り組む月。変化が多い(八白の影響による)。できごとにどう接するか。

 

4 6月のながれ・・・気だるさを感じ手を付けられなず物事が山積み状態になります(三土の影響)。落ち着いて一つひとつ整理すれば安全です。何事も自分のペースを崩さず体を休める事が優先です。頼まれたことを簡単に引き受けるとトラブルの元となりますので、断る勇気が必要です。そして、難題は一人では抱え込まない様に。

 

梅雨にも入る時期です。なんとなく心も重くなったりもさせる。雨が続くと、古傷が痛み、より一層暗い気持ちにもなる。それでも、五月晴れのひには 紫陽花が気持ちを和ませてくれる。気持ち次第と言う一面もありますね。

 

6月も「晴れ後雨」「雨のち晴れ」と変化します。一口に変化は人それぞれ、自分の人生にとって大きな出来事、日常的なことなど様々であるが、やはり動揺しないことです。八白のように気持ちをしっかり、全ては成長の為と切り替えて。大事なことは、一人では抱え込まない事、気持ちが許せる人と一緒に、ゆっくり歩もう。

 

一白は水、さらさらと流れる小川、自然現象により圧力がかかると、山さえ・岩さえ砕くエネルギーをもつ。自分の目標を掲げてさえいれば、大丈夫。周りの人が成果の花を咲かせてくれる。

 

便秘が辛い時は豆類を食べて、痛快に。一白は流れるの意なので、体の流れが良いにこしたことはない。

 

5 適職・・・「水」に縁のある仕事。思想家・法律家・セールスマン・ワープロ・印刷業・飲食店・クリーニングなどです。

 

6 40代の頃、6月の茶会でお客様をお迎えする側になったことがありました。社中のひとは口々に言いました。「着物がない」と。影を潜めている和服の知識は日常的ではなくなった昨今です。ましてや、誂えてあることは少ない。6月は「単衣の着物に袋帯」という季節の理があります。単衣の訪問着を持ち合わせていない自分も、呉服屋さんで誂えました。茶会は大成功に終わりました。

 

「小袖納」(こそでおさめ)という聞きなれない言葉があります。古く平安時代には、袖口の小さい下着であったが時代の変化に伴い、貴族は勿論 武家や庶民は袂をつけて上着として愛用されたとあります。花見が遊楽となった江戸時代には、生地・色・花柄なども華やかになり、花見が終わったころには、綱に掛け連ねて幕の代用にもされたという。そして、小袖箪笥に収められたとあります。「春を惜しむ気持ちあふれた」ことば。俳句の季語になっている。(『日本の歳時記50行く春  より。』

 

つづきます。