【三碧木星・四緑木星】高島易断による4月の運勢

三碧木星

1 中宮には九紫火星・三碧木星は東北八白土星の宮にはいっている。「三土」の線上にあるので体調がなんとなくスッキリしない面もある。

 

2 全体運・・・小吉運 平素の努力で無事安全な吉月。変化に乗る。みんなをまとめる。(変化は八白のシンボル・継承の意)春の雷のような三碧の意と相まっている。

 

3 4月の流れ・・・過度の忙しさで精神状態が爆発寸前です。自分自身を追い詰めず親しい人や家族に甘えてみましょう。疲れも吹き飛び、気持ちが楽になります。心に変化を与えないと周りも自分も苦しくなり なにをやっても空回りします。十分な睡眠と栄養をとり、力を蓄える気持ちの切り替えです。なにげなく”切り替え”と言う言葉を聞いたり・言われたり・言ったりするが、心の在り方を変えることはかなり高度な心身の力だと考えます。洗練された直観力がもとめられる。2019年中宮は八白土星「革命的変化」の年と考えている。更に八白のもともとの方位にある東北の宮に入っている三碧は「平素保持」。

 

睡眠・規則正しい生活・栄養・散歩などに気を付けていきましょう。頑固な意思決定は周囲を憤慨させる。よって変化に対応できるように、日頃よりシチュエーションを想定せておくなどにより 準備をする三碧の成果は大きい。(こうして 選択と精進と縁などにより、人生は変化していくと考えます。)

 

4 吉日・・・4日 22日    注意する日・・・2日 9日 11日 18日 20日 27日 29日  。

 

四緑木星

1 中宮には九紫火星 四緑木星は南の方位九紫火星の宮に入っている。九紫は今まで隠れていたことが表面に出てくると言う宮である。四緑は贖うことができないかもしれません。

 

2 四緑木星の全体運・・・大凶運 何事にも慎重を要する渋滞月。新たな挑戦へ。真心と誠意で協調を図っていきましょう。

 

3 4月の流れ・・・良い事も悪い事も鮮明に表れますので、常に品行方正で人の手本なる行動をしましょう。敵対心旺盛な相手とは距離をとって、深入りせず 話は聞き流して無難。自分の責務に専念すれば、周囲からも高評価を得て充実感を味わえます。目の疲れは睡眠と姿勢を改善しましょう。

 

仕事のできる人の「姿勢」を観察してみましょう。参考になります。人は人間関係の内で気づき学び成長していくことだと感ずる日々です。ネガテイブな感情は毎日の在り方によって根づいていくこと、繰り返しているうちに「脳」は自身が行動直前にスイッチが入るため、意識を戻した時には遅しといいます。特に男女差がでてくる年齢には、発達する脳の部位が異なる。一般的に言う・男らしさ・女らしさが現れる年頃になると本に書いてあります。

 

情けは人の為ならず は自己肯定に繋がる大切な方式の一つだと考えています。

 

4 吉日・・・5日 16日 25日   注意する日・・・1日 3日 10日 12日 19日 21日 28日 30日  。

 

5 春分とは、太陽が真東から昇り、真西に沈む日のこと。昼と夜が同じ長さになる春分の時期を二十四節気の大きな節目の一つとなるとあります。「暑さ寒さも彼岸まで」といい、先祖供養をする仏事でありますが、日本の古来では、農事始の神祭をしていたと伝えられていると言う。北秋田地方では、「万燈日」といって、子ども達が藁を集め、丘の上で火を焚くそうです。八戸地方では、「えんぶり」という神祭があります。ときは 2月半ばあたりと春分の日とは少しずれていますが、春をよび、豊穣を願う舞を献上するものです。

 

大和の時代より「馬」の産地で、天皇にも献上されていたといわれ、「戸」は放牧の為に設けられた出入口もこと。青森の南部地方に残る一戸から九戸までの地名としてその名残があります。

 

春分の初候は「雀 初めて巣くう(雀が枯草や毛を集め、巣を作り始める頃)」「春はあけぼの。やうやう白くなりにゆく、山ぎは少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」『清少納言  枕草子  第一段より』日本語のもつ、リズムと優雅さが自ずと感じられる美しい古典です。

 

春分の次候は、桜初めて開く。古来はなと言えば「梅」の意、何時ごろからでしょうか「はなは桜」と言いますね。歌に詠まれ愛でられてきた桜は、吉野山の山桜で、花は一重で、紅をおび、江戸時代につくられた比較的新しい品種と。桜餅、しみじみ春を感じます。

 

春分の末候は、雷乃声を発す。この雨は、恵みの雨を呼ぶ兆しとして、喜ばれたと。春になるものを春雷とよび、特に初めてなる春雷を「初雷(はつらい)、あるいは冬眠の虫を起こす、虫だしの雷とも」。昔の人は、雷の光が稲を実らせると考えたとか。「稲妻」の語源は「稲の夫(つま)」だと。

 

野菜は うど 、魚は真鯛、はなは木蓮、ヨーロッパの一説 エイプリルフールの始まりは、かつて4月1日を新年としていたが、16世紀フランス王シャルル九世が、1がつ1日と改めた。しかし民意は異なっていた。4月1日は「うその新年」とよび、お祭りにしたとか。

 

24節気がさらに「七十二の季節」があることは、あんがい知られていないかもです。雨・雲・日の出・日の入り等々によって言葉が変化して暦の中で生き続けていることを改めて感じさせられます。30日(土曜日)は雪マークです。最後の雪 みぞれになるのでしょうか・・・。『日本の七十二候を楽しむーーー旧暦のある暮らし‐   白井明大・・東邦出版』より抜粋。