【四緑木星】高島易による11月による運勢

1 自分の宮にいる。四緑は「風」、「成熟した緑」「教育 信用 幸運をもたらす」星である。決断力不足でチャンスを逃すこともあるが、地位や権力者の援助を得て成功する。特に女性は年長者に目をかけられる。

 

2 11月の運勢・・予定事は全て順調に運ぶ月。交渉事、縁談事は一旦停止状態。遠方から嫌な知らせが入ってきて対応に追われる。メールのやり取りでは上手くつながらず誤解を招くので、大切なことは直接話してトラブル回避を。

 

疲れを溜めないために、生活のバランスを調整して吉。11月はじっと我慢をする時はすると言うことで流れを見ていきましょう。急がば回れ

 

人との交流は営業などには最高。物事を拡大する時は、きちんと計画をたてる。人との関係では、正しい手順で話を通し 承諾を得ておくなどの気づかいをする必要もありです。また 手間や連絡をとばすというような言い訳をしない事です。上に立つ人は、言葉使いに気をつけ、下から目線は禁です。

 

女性は優しさを前面に出すとうまく事が運びます。身内に対しても同じで、もめない様に十分気を付けましょう。

 

3 吉日・・5日 7日 16日 23日 25日 30日  注意する日・・2日 9日 11日 18日 20日 27日 28日。

 

4 「九星学」にのみ言える事ではないが、占学は、転ばぬ先の杖として一つの指針であると考えています。8月の例ですが、悩みがあり、今の自分の気持ちを聞いてほしいと言う告白に近い相談を受けました。女性は既婚者で、相手は独身。年の差は25歳ほど・・。オレの答えは「ブログ」を読んでみて。

 

女性の8月の運勢には、二股の関係を持たない事、と記されていた。始めは感情優先で何を言っても聞く耳なしの状態で、オレに相談したかったのは切ない恋を正当な隠れにし、現実を見ない様にして、初めての恋に火をつけたかったようです。

 

オレは女性の気持ちを否定せず、自分の気持ちとゆっくり向き合ってみたら、相手の人の流れも見てはと。但し、もし夫たる者に気づかれたその時は「すべて破綻よ。泣いてもわめいても それっきりよ。その覚悟だけは忘れないでね」。

 

打ち明けられたのは8月頃であったが「おもい」は数か月前からだったようです。一日の時間、思い、二重生活などいろいろ悩んだろう。

 

オレの最後の答えは「心の浮気は一杯してОk!」と。オレの心理学のお師匠様のアドバイスの一つで有りました。女性は子どもを授かり、子宮の中で育て、出産、育児、と続く生活です。給料の出ない家庭内の仕事、時には伴侶や家族にも評価されない孤独な存在。男性は仕事と言えば家事も、子育てもスルー出来る存在。男女平等とは言え、役割には 違いが生まれる。これは自然の事なのです。女性の不安、葛藤、見えない恐れなど「ストレス」だらけ。(独身のまま生涯を言う方もいます。その人の人生、OKです。)

 

太古の時代から見られること。オレの義姉の言葉は鋭かった・・「あなたはいいわよ。好きな人と結婚して・・私だって女だもの性の欲求もあるのに、うちの人は関心が、感情があるのかないのかさっぱり解からないんだよ」。オレは沈黙。

 

なぜ?・・「脳生理学」の本には、男女の脳の構造が異なる。と  だから実生活は仕方ないのよとは書かれていない。

 

オレにも素敵なボーイフレンドが何人もいる。片思いの人も。全員高齢の方々であるが、若いころとった杵柄が確かな形で人格となっているので、頭が上がらない。

 

エリーゼのために」のピアノ曲をさらりと弾く彼、ジャズマンだったともいいます。

月の年金は7000円という方は今でもトップとして君臨している。定年後も年収600万円と言う人も。彼らの道は凸凹、だから今があるという姿を自分以外の場、人には微塵も感じさせない。なんと素敵な人たちでしょう。

 

「故人」になった彼は飲み会が終ると(自分が飲むだけ飲んで、食べるだけ食べた時点で)「天沼さん帰るよ!」「はい💛」。ご自宅までオレの愛車でお送りする。なんと光栄な特権だったことか。あの世では心の病もすっかり消え去ったことでしょう。芸術を愛するひとだったので、デンマークからヴァイオリン奏者をよんでコンサートを開催したり、上野美術館へ7日間通い続けたと言う贅沢な限りを糧にしても、心の霧は晴れず、故人となられた。オレ達は「人間辞典」とよんでいた。

 

晩秋への思いが募ってきます。「源氏物語」の「野分」の巻には、光源氏の大邸宅、六条院のありさまが、嫡男「夕霧」の目を通して描かれているとの事。源氏は広大な敷地を四分して春夏秋冬の四季に振り当て、その季節にふさわしい御殿と庭を造らせて、ゆかりの四人の女性たちを住まわせていました。とあります。『日本の歳時記19  小学館発行』より抜粋。

 

つづきます。