【十干】高島易による、知っておいて吉

8月29日の続き

⑥己 つちのと・土の弟 キ・・・柔軟のして隠忍の義 「己」起 立つ、起きる、垂直になるという意味と「紀」、糸のもつれを伸ばす、識別するという意味があります。万物全て、土より生じて土に帰る状態を表現。四季では万物全てが変化する夏 冬の土用(二十四節気立春立夏立秋立冬前の約十八日間を、土用と称す。土用期間中は土木工事のような土を犯す仕事をすることは凶とされていた。)はしられている。

 

人物に例えると、義理人情にあつく、律儀である。言動少なく物静かにみえるが、内向的で度量が狭く、自己中的になりやすい、逆に信じられないほど暴力的になる。

 

また器用なため、小事にこだわり大事には至らない。心の奥底を人に知らせない面もある。一歩間違えば悪賢くなり、幅広い人間関係を持てば思いがけない引き立てがある。十二支では、未、丑である。

 

オレの兄弟に「未」がいる。器用貧乏であり、神経質で人の好き嫌いがあり、自分を閉じ込める傾向がある。仕事は公務員。仕事は細かい面も丁寧に、周りをことを気にしない面もあり、真面目さが評価されて、何度も賞状をもらっていた。今は、家に閉じこもり、人との交流を面倒く下がっている。

 

実は「丑」もいる。此の丑は働き盛りの仕事好き。営業成績はトップクラス、転んでも只では起きないタイプ、自信を持っている、上司や部下 、おばちゃんたちにも好かれているという無印良品。テニスをする、国体にも出場する。しかし、帰る家に「山之内一豊の妻」のような家族がいることに対して、いるのは当たり前、掃除 洗濯 食事はもっと当たり前、妻の誕生外食後 ”高かったな”とボソリ?「えっ?ハァー? なにそれ!」

 

一豊の妻は鏡の裏から金を出して名馬を買わせた内助の功の話は、有名な史実です。世の御主人方は、空気の如くで、存在すら、もはやお忘れではありますまいね!羽田離婚という言葉が聞かれたものです。今、怖いのは、退職待ち離婚ですか、それとも 年の離れたカップル?イヤハヤ・・・

 

そういうオレは愛想をつかしたタイプ。鏡の裏の金をいくら持っていたか全くご存じない人からかすめた{?}はいかほどか・・ご存じないでしょう。おとなしそうな寅や丙午にはご用心を!

 

つづきます。