子ども達を取り巻く人たち

二日ほどまえの事、日が長いとは言え 19時近くになると窓の外も暗くなってくる。2歳3か月男児「みかんだ!」と言いながら西の空を指さした。まさに「みかん」でした。 夕焼け空に気づいたのです。彼の内では西に沈みかけている、太陽のまばゆい光景に感動した。近くにいた子らも、一日の終わりが近づき、ママがお迎えに来るのを「待って」いるのです。東の空には月。ゆったり話をしたり、お風呂に入って・・。

 

昨日(6月19日の夕方)、3歳0か月男児との会話。「ばあちゃん お迎えに来る。」「ほんと!楽しみだね。」「うん。」「K君、ママすき」「うん。ママと パパと ばあちゃんと か先生と大好き!」「先生もK君大好き!(ほっぺとほっぺでちゅっ!)。その後も電車ごっこや、赤い救急車作りをしていたところへ、大好きなママのお迎え!あらっ?背中を向けて知らんぷり。「ばあちゃんに会いたい。」の一点張り。さあこうなると、気持ちを切り替えさせるのに、時間がかかる。すると今度は、「か先生と帰る」と言い出し始めた。・・・

 

このように「甘え」のやりとりがうまくいっている母と子、父と子祖父母と子はスキンシップを通して愛情ホルモン(オキシトシンが出るといわれている。)により、元気が出ると言われている。このホルモンは生涯の元となる力が育つという。

 

①挑戦力・・・好奇心が育ち、チャレンジ精神のある子に   ②行動力・・・やる気をキープし、前向きな気持ちを持てる子に   ③集中力・・・強い探求心が生まれ、じっくり取り組める子に   ④自立力・・・自分の事は自分ででき、一人で頑張れる子   ⑤忍耐力・・・最後まで諦めず、へこたれない子に   ⑥共感力・・・周りの事を思いやれる、優しい子に   ⑦自己肯定力・・・自信がもて、自分自身で人生を切り開いていける子に。

 

子どもにとって「甘える」ことは我儘ではなく、自分の人生を切り開いていくためのエネルギーです。「今」我が子が「甘えることで」一息ついて、保育園でのことを「。」にするぞというサインを、しっかり受け止める。オレの二女は体が小さく、虚弱だった為、本人も大変だったろう。保育園の門を出たころ「お母さん!おんぶ」と言い、背中にピタ!。途中公園があるので、そこでゆっくり心をほぐして帰宅する。

 

夕食の仕度中には、大好きなお絵かきや、はさみを使ったり、ジグソーパズルなどをしていると、小学生の姉が帰宅。

 

この7つの育ちは一気に育つというわけではありませんね。生まれて、一歩、歩きだすあの 感動のように、いろいろな体験 流れがあるということは、言うまでもありません。もし途中で「強いなにか」があると子どもの奥の隅っこに残ることもあります。

 

「親」。木の上に立ち子をよくよく見ること。オレ達親も、子どもと「共に」人生を切り開いていきますか。「ぎゅー!」「こちょこちょマッサージ!」。  できればゆうっくり! 2・3秒遊んで親も、大福のようなもちっ もちっ 新生児の時のような、触ったら壊れてしまいそうな不思議ちゃんに、今こそ触りまくって、餡入りだんごにしてしまえ!!将来はOK!

 

つづきます。