オレは魔女 保育編・・・飲む  食べる  噛む

人は、衣食住の三本柱によって生活を営んでいます。人間は生まれる以前より「個人差」という個の存在として生まれ育っていきます。とても当たり前のことです。家庭 保育園 個の欲求に応じて個の命に繋がる糧を頂くこととなります。

 

生まれた時は母乳の場合、「初乳」という黄色味が濃く少し ねっとりしたお乳を飲むこととなります。ミルクの場合は「ミルク」を飲みます。みるくの場合は赤ちゃんのなんらかの事情がない限り、飲みます。(量には個人差がでますので、赤ちゃんの状態に沿う形になります。)飲み終わったら、白湯をほんの一口飲む習慣を早くからやっておくと 将来の口腔衛生にもつなげやすくなりますので、お勧めの一つです。

 

オレの場合、母乳が十分に出てくれなかったので 大変でした。お腹が満たされないと、泣いたり睡眠も浅く、時にはイライラしているように新前ママは感じ取り ママも

気持ちが不安定にもなりかねません。オレは産後直後という体の変化ともともと持っていた情緒もあり「マタ二ティブルー」になり、現実に対する対処の仕方がわからず、辛かった。しかし もっと辛かったのは「あかちゃん」の方だったと思い出します。

 

第二子の時も同様で母乳の出が悪く、かといってミルクを絶対に飲もうとしてくれなかったので、オレはミルクを諦め 離乳食に転換しました。栄養の種類にできる限りのことを試みました。(時にはインスタントのものもかつようしました。)

 

6か月位になると 裏ごしのものや やわらかい豆腐も飲み込めるようになるでしょう。果汁はベビー用のものを。少し前「はちみつ」事件が放映されましたが、生のものは 保健婦や小児科の医師に相談するのが賢明です。白湯を飲ませることを忘れないで。個人差は勿論ありますので、子どもに併せては大事なことです。10か月 12か月ごろになると、ミルクの量も減り 二回食になっていきます。

 

オレの友人は食べ始めに 玄米を与えていました。消化の為の臓器の発達が不十分ですが、彼女はあまり気にしていなかったようです。  昔々は大人が噛みかみして与えていることも見られましたが、衛生的にはよくありません。虫歯がある場合は 虫歯菌が移りかねないからです。

 

おやつ。オレはおせんべいを食べさせていました。(年齢に応じた固さの物 大きさも考慮)この場合必ず、責任と適切な判断のできる人が傍にいることです。とある保育園でのことです。〇歳児おやつ時に 1歳の誕生日を迎え、離乳食も順調に進んでいた子が、「立っち」している子に、固形のりんごを口の中に入れてしまった。保育士が見逃したため、「リンゴを詰まらせてしまい」死亡に至ってしまいました。細かい経過はわかりませんが、「慰謝料」を払うことに成ったと聴きました。

 

「主任」が自らの命をたちました。

 

青森県八戸市に「縄文時代後期の「合掌土偶」が展示されています。縄文時代は約1万5000ねんまえから2300年前にかけて、広く日本列島に持続した考古学上の一時代区分を指している。その間、およそ、1万2000年!竪穴建物や土器、土偶を伴う、列島ほぼ同じ生活様式がこれほど長きにわたって続いた時代は、世界史にも他に類例がない。・・・人々が集団で暮らした平和な時代が続いたことは間違いない。(大人の休日くらぶ」より)

 

子どもが育っていく環境はどんどん変化しています。流通が発達したり 素材や種類の多様化に寄り、言葉では表現しにくいほど変化しまっくています。今後も激変化を止めることはできないでしょう。子ども達の「脳」が危ないと警告する専門家がいます。私たちに「選択する」力が試されているように考えざるをえません。

 

「ほろ苦い思い出もあり蕗の薹   種差の春の奥から風吹けり    オレ魔女 」

 

つづきます。