人生と占学

占学の歴史は古く、人類がこの地球に根差した頃より 人に秘めた智慧と直感によって統べり、徐々に生活の中に入り込んでいったのだと考えます。 私達も日常生活の中で「〇〇をすると△△になる」と言うことは知っていて、無意識のうちに活用していると考えます。

易経」や「仏教」その他多様の知恵によって 今でも現存する事実です。特にこの時期の感謝祭の意を称え 正月明け雪が解け始める頃には、その年の豊作を占います。

人が生きていくため、見えない世界とのコンタクトを 自然現象に求めそれに従う。人間の無意識内に存在する精神エネルギー(カール・ユングは集合体 元型といいます)が、歴史を生活を支えているのだと 感じます。

 

『遺伝子の暗号・・・樹門幸宰』の本が出版され、オレの手元にあるので こうして記するに思い至った次第ですが、もし本との出遭いがなければこの深い智に触れることもなかったと思います。

 

祖父母ー父母ー子どもー孫の遺伝子によって家系の暗号が解ける。それは姓名・・家相・・手相に現れるとかいてあります。

占者は元数学教師でありました。運命の暗号に操られて辿り着いたのが、数秘術を独自の方程式で解明したのが『遺伝子の暗号』だったと記しています。

「この世は諸行無常、しかし殺那的思考ではなく 移ろいながらも継続するものの中に、本当の価値や幸せと言ったものを見出すことができるのではないでしょうか」と著者は語っています。

 

芋と言えば 里芋の事です。芋煮会 焼き芋 じゃがバター 等々。ついつい食べ過ぎてしまう季節・・・オレも一年中食欲の期の様なものなので生涯悩める乙女心・・・

余談ですが、海の老と書いて「エビ」、野の老と書いて「野老・・トコロと読みます」故郷の伝承では 「古事記」に登場するのですが、素戔嗚命(すさのおのがみこと)が ヤワタのオロチを退治した後 剣を抜いた跡から生えてきたのが 「野老・・・トコロ」だったと言われています。今でも山々から採り煮て食べています。オレも好物です。しかし 知る人は少ないご時世です。

 

つづく 

 

 

やきいも