ジョジョ・・・老賢者ジョセフ

お~いくもー お~い飛行機くーも おーい  きょうから10月神無月 出雲大社。出雲だけは神有月。秋晴れだったので朝から洗濯をし 美容院に行って魔女のおなごぶりを上げてきた。帰り道、なにげなく見上げた空に二基の飛行機が 大空に筆を走らせる光景に出遭った。共時性であった。金木犀は雨風に打たれわずかばかりの花をつけていた ひがんばなも黒くなり腐していた。

ジョセフは79歳 随分とご高齢になられて 来日した。彼は1920年・9月・27日生まれ。そこで彼とオレとの出会いに興味をもったので 調べて観たところ、空海伝「宿曜術ーー宿曜経を基とした占学」、「胃宿」とでた。

オレが学んだ術にも流派があり 28宿と27宿とがある。オレの出会いは27宿であったので これを参考にしました。(一応 学費なるものを納めて受講 学習 問題を解く 修了証を頂く過程を経たのであります。)

16 胃宿 。テキストから抜粋してみます。(宿曜術に関する本は 一般書店でも購入できるので 非公開ではないと判断しました。)   西方を守護し、牡羊座に属する四等星。星象は「三星の形、三角の如し」四足とも羊宮に属す。急速宿。「原典」この宿に生まれし人、人胆硬にして、酒にふけり肉を嗜み、劫奪強暴をなすものあり。軽躁にして怨讐多し。男女に恵まれ、僕従多し。運は四時とも盛衰なく他の養いを受けず、智愚の相違甚だしく異なる事多し。能く人に就いて推知すべし。

「性格と運命」  風貌は、男性なら端麗な中に妖気あり、いかついながらも重厚な風格があり、女性もどこか骨ぽい人が多いでしょう。前述の婁宿が軟派なら、この星は硬派といえます。『心胆は硬』で気性は激しく粗暴なところもあり、急速宿に属するので気も短く、怒りっぽいでしょう。日頃は陽気でユーモラスな面もありますが、本心が捉えがたく、どこか皮肉っぽいところがあります。軽率なところもあり、また執念深く復讐心も強いようです。  頭の回転が早く、実力、智謀のある人が多いのですが、救い難い愚者もいて「智愚の相違甚だしく異なる」とありますように、差が極端なのでしょう。「賢く見えて愚なること多し。」とありますように、利口なのか馬鹿なのか、天才か気違いか、一見わからないのも特徴とされています。秘密性があり、また神秘的なことを好むなど、ほんしんがわからず、いささか複雑怪奇な星の一つです。

「他の養いを受けず」とありますように、他人が信用できず、其のため他人に面倒をみてもらうのを嫌い、独立したい性分で、とかく野に下りまた、そのほうが実力を発揮できるという運勢があります。いわば、「野中の一本杉」で、主流から反れたところで独自の世界を築いたりします。

西方の「大将軍」で子分なども多く集まるものの、反骨と言うか、反逆の星でもあり、謀反を起こしたりします。「劫奪強暴を作す者あり」とありますが、『摩登伽経

』などには「屠殺多し」と書かれ、冷酷で残虐なひともいます。

そして、自ら仕掛けなくとも、とかく風雨を呼び、騒動や動乱に見舞われる運勢があり、「運は四時共盛衰なく」といわれるように、その生涯は波乱含みのひとが多いようです。

「人物例」  西郷隆盛がいます。策略にたけ、明治維新の功労者としての大物ながら、征韓論が容れられず野に下り「僕従多し」で、彼を慕う多くの門下生に擁されて、新政府に謀反する羽目になりました。巨大なる「野中の一本杉」といえます。「自ら仕掛けずして、彼の動くところに騒乱あり」という「胃宿」の運勢がよく出ています。また、外見からは腹の底がわからぬ人柄でもあったようで、波乱多き生涯といえます。

夏目漱石もこの星で、江戸っ子気質のかんしゃくもちは有名です。 芥川龍之介 武者小路実篤  松本清張 実業家では東急グループ五島慶太 バレーボール監督大松博文 芸能界では加山雄三 森繁久彌 加藤剛 伴淳三郎 島倉千代子 春日八郎 などがいます。

 

そしてオレは「4房宿」です。「原典」  この宿に生まれし人、貴上に親しみ

縁を得てみを全うす。威徳を有し、男女を足し、銭財を豊かにす。快活にして、一族を超越して家風を栄えしむも末を遂げざるあり。ことを成すに疾速、そのために崖より落つる如き病の危険あり。何事にも身を慎むべし。とあります。

 

「胃」と「房」との関係は「安の近距離」と言う、出会ったら 磁石のようにすぐ引かれあう。しかし後に別れる。ということです。

 

オレはジョセフ氏を カール・ユングの言う「世界を変えようとする使命をもちそれを果たし 次の世代へと繋ぐ老賢者 絶対的な存在だと強くかんじたのです。

ジョセフ氏の誕生日が正確であることが最大公約数なのですが?

いちじく(無花果)の実が色づきはじめてきましたもで 今年もジャムを作ろうと思っているところです。甲州種は日本で 古くから栽培されてきたと知りました。ぶどうは、すばやく疲れをいやしてくれる働きがあるそう。台風は(源氏物語の時代には 野分 と呼んでいたそうです。)またまた上陸するのでしょうか?夜が更けていくにつれ、大気が冷え時は「白露」。炬燵を出し みかんを入れるかごも用意しなくては・・・ジョセフ氏はアメリカに帰ったろうか・・・オレも早く寝ます。

 

ごきげんよう