【八白土星】高島易による7月の運勢

八白は四緑木星の宮にはいっている。「巽」、成熟した緑のこと。福運の月 陽気が一番大きい月。風の意(情報の宮)。

 

一歩一歩の努力が実を結ぶ。壁を突破する。大きなポイントは「急いではいけない。待つこと」回答を急ぐあまり、何度も連絡を取ったりすると、運気が停滞する。物事は見えないところから始まるからです。大地から新芽が出るように、本人の気づかないところ、いろいろな力が加わり、実がなることを知らなければならない時です。

 

完成したものと言う意味もあります。対人関係でトラブルが起きた時は、臨機応変に動くことです。気を抜くと思わぬ事になります。現実をしっかり見て判断する心構えが必然です。

 

お見合いや結婚に対しては慎重に運ぶこと。精神的疲労から、夏風邪や気管支炎にかかりやすいので 体力づくりを心掛けて。

 

吉日・・・7日 9日 16日 18日 25日 27日   注意する日・・・2日 4日 5日 11日 14日 20日 23日 29日 31日

 

運気がよいという事は、動いて吉なのか 待って吉なのかを見極めるのは簡単なことではないが、手掛かりの一つとして、回答、連絡がない時が続く場合などは、遅れていることだけでは、トラブルも起きない。「待つ」時である。こうしたときは調査や検討会なども有効だという事です。

 

八白は「山」のシンボルであるから、時間をかけて物事を十分に準備してから行動する星である。即断即決する人に強い運気がない場合もある。しかし、言うべきことがある時は、口に出さなくてはならないという事実もある。言葉で伝えないことも、トラブルの元である。

 

 

ルフレッド・アドラーはこういいました。「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生は、きわめてシンプルである。」

 

「高さがやく1・5メートルしかない戸口を通り抜ける方法は2つある。一つはまっすぐ歩く事、二つ目は背中を曲げることです。最初の方法を試せば、横木にぶつかるだけです。」つまり「人生は辛く、苦しい」と感じている人は、低い戸口に対してまっすぐ進み、頭をぶつけているだけのこと。背中を曲げれば何の問題もないこと。

 

低い戸口が「原因」で自分はわるくないと考える事や、過去や運命のせいではなく、「今」の自分の考え方がそうなっただけのこと。アドラーは自分の「課題」だと教えています。オレもこの言葉を̪知ってから、自分の言動を意識するように気をつけています。でも、一番身近な人には、わがままになっています。

 

次回の高島易の運勢は、8月の流れを記します。8がつ4日からの内容です。これは旧暦で考えるルールに沿っているからです。通常使用しているのは太陽暦によることですが、8月には「お盆」を迎えます。太陽暦と月の巡りによって考案された旧暦とが混じり合って運用されているのです。

 

つづきます。

 

 

【七赤金星】高島易による2018年7月の運勢

七赤は三碧木星の宮に入っている。三碧は「雷」のことです。成長運行動の月。明るさが具体的に見えてくる。計画したことはやり遂げることに寄り、チャンスを掴む。短気は損気。七赤はこの宮とどのようにシンクロするか!

 

喜びに満ち溢れる。話して良し、行動して良し。七赤は一年の中で最も活躍できる月にあたる。三碧とシンクロして気分はよく、体は軽く迷いもない。積極的にうごいて吉。「悩み」が出てくるが、「迷い」とは異なることを明確に認識してこそ、一年に一度の好機を最大限まで活かすことができると、自己肯定してよし。

 

お世話になっている人には感謝の気持ちを伝える事により、更なる人脈も広がります。

 

吉日・・・2日 20日 29日   注意する日・・・6日 8日 15日 17日 24日 27日  

 

台風が生まれた。時期的に梅雨前線もいるはず。2017年の豪雨のとき、五黄の宮に「一白水星」がいた。今、6月は その時と同じ位置。互いに気をつけて情報集めをしていきましょう。

 

「打水」。暑い日、埃を鎮め、涼を得るために道や庭に水を撒くこと。オレの故郷では、街一番の繁華街で、「ゆかた」を着て「打水」をする。木の桶と柄杓が加わると、なんともいえぬ風情、もののあわれをこの身ひとつで感じてしまいますね。

 

「茶道」では客を迎える夏の「おもてなし」はこの「打水」にある。亭主は客を迎えるために、石畳 飛び石が濡れすぎず・・草履が自ずと前に一歩踏み出すさまをイメージして、水を注ぐ。

 

     打水のころがる玉を観て通る   飯田 蛇笏  

 

つづきます。

 

 

【六白金星】高島易による7月の運勢

六白は二黒土星の宮に入っている。ただ、南西に位置しているので「三土」である。なんとなく体調が!と感じた時は 三土に位置しているからと言う理由なので、体をゆっくり休める事です。二黒は母なる星。前半はゆっくり、後半は結果が出る。と言う宮にいるので、二黒のエネルギーを得る。

 

運勢は強い。周囲の心を大切に。運気は安定している。気持ちを入れ替えて、夏休みの計画を立てましょう。笑う門には福きたる月である。家族や友人との交流で上向きに。楽しむ事は仕事にも繋がって相乗効果が生まれる。

 

体が資本なので、糖分の取りすぎや塩分を過度に失わない様に気をつけること。

 

あらゆることが順調に進むので嬉しい事であるが、このような時だからこそ 

決して調子に乗らない様に。六白は気分が良い時は周囲の事に眼を移さず自分の考えだけで走りがちにある。それで我儘な星だと言われる由縁である。こんな誤解は 優しい言葉が特効薬となる。

 

7月は一人ひとりの心を大切に扱って、思いを忖度するように。調和がうまれれば、さらに運気は上昇する。家族との触れ合いを大切に。

 

吉日・・・2日 9日 20日 27日 29日   注意する日・・・4日 6日 13日 15日 22日 24日 31日  

 

なにはともあれ 六白金星生まれの人は、キャリア組で、先頭に立って大きな組織を立ち上げたりできる星の元にうまれた人である。また 情の深い人であるので幅広い人脈に、恵まれる人生である。女性は、家庭ではかかあ殿下の傾向があることを、忘れずに。

 

つづきます。

【五黄土星】高島易による7月の運勢

五黄は一白水星の宮に入っています。一白は「坎」と言いまして 充電運の月 学ぶ等の意がある。運気は低退している 新築 起業は避ける事。「水」をシンボルとする。土と水は相剋の関係であることを、思い起こしてほしい。「3・11」を思い起こすと相剋の意味が想像できる。(軽々しくこの日付けを言葉にするのは、はばかる事ですが、オレも体験者の一人です)

 

この月は、待つ姿勢に成果が宿る。ゆっくり進んで吉。何事も小細工なしの本音でことに当たる事。好感を持たれて信頼度が上がるので、人の陰口は避ける方が賢明です。旅先や出張先で長い付き合いができる人と出会えます。気疲れが出てくるので、スタミナのある食事で精力を。睡眠前には一杯の水を飲み、安眠を確保して健康確保。

この月はチグハグに動いてしまうので、ひたすら前向きに、まぐれに期待せず、着実に歩む月だと覚えておこう。強い言葉はあらゆるチャンスを失うことに繋がるので、意識して優しく話かけること。

 

吉日・・・1日 10日 21日 28日 30日   注意する日・・・5日 7日 8日 14日 16日 23日 

 

実は、オレ「五黄土星生まれ」。不自由なものは何もない人。(健康 お金 人間関係 仕事 趣味など)何を考えているのかわかりにくい等と言われることが多い。しかし現実は 真逆である。見た目ではわからないことの多い人種の一つです。

 

「合歓の木」(ねむのき)と言えば松尾芭蕉の句  「象潟や雨に西施が合歓の木」(きさかたや あめにせいしが ねむのき)。象潟は秋田県にある。秋田美人と言われるように、中国の美人に比べられる 象潟の合歓のはなを中国の故事が踏まれて「句」だと、解説者の竹西 寛子・・「俳句に詠まれた花・・潮出出版」は記している。

小林 一茶の句・・・「合歓さくや七つ下りの茶菓子売」。  この作者は素朴なこの句も愛したい。と書いている。

 

オレにとって 合歓の花って、天上にあって 手を伸ばして・うーんと伸ばしてもとどかない花。

 

つづきます。

【四緑木星】高島易による7月による運勢

四緑は 九紫火星の宮に入っている。易経では「離」。顕現が現れる、隠し事がばれる過去の努力が成果となって現実の事となる。前半(8月3日までに)は積極的に、後半はゆっくり進むこと。

 

優柔不断がトラブルの原因。対立はいけない。他動的な凶災を受けやすく、集中力に欠けて小さなミスから失態を招くことがある。理屈ではなく誠意をもって話せば争いごとは収まります。負の連鎖が生じて悪循環を起こさない様に注意。詐欺的な電話や訪問販売には応じないという、固い意志が必要。   熱中対策は早めの準備。

 

九紫は「火」7月は太陽、これらが相まって「陰」を呼ぶ。つまり忙しさはピークに達していて、エネルギシュで休みのとれないほど。こうした時ほど、予想外の出来事やクレームが多発する。こういう時は、「相手の話を聞くこと」。強気は更なる対立の原因の元、後々まで影響するので、くれぐれも気をつけること。

 

師や先生がいる人は、物事の進め方や 今後の方針決定など大事なヒントを頂けるので何度でも 足を運ぶこと。

 

吉日・・・2日 4日 11日 13日 20日 31日   注意する日・・・6日 7日 9日15日 17日 24日 

 

よく聞く言葉の一つに「相性」があります。九星学では「相生」といい、四緑木星の木と、九紫火星の火は 木に扶けられる 火は土を扶ける,、木は水に扶けられる と言うように「相生」がいいと言う。

 

「相剋」という事もある。木は土を剋する 木は金に剋される(傷つけあうという意)です。  「負」はネガテイブな意ではなく、変化をもたらすきっかけとなる。「選択」の意志が自分の中で「・・・」し前向きになるか、自分を投げ出すか?

 

日本のろうそくは、「櫨の実(はぜ)」や米ぬかなど天然の植物からできているから、いやな匂いはしない。他の国では石油素材で作られている。

夏至」の夜は揺らぎながら静寂の音をかもしだす、ゆったりした時の流れに浸るのも和ろうそくの魔法です。

 

つづきます。

【三碧木星】高島易による2018年7月の運勢

三碧は 八白土星の宮に入っている。「変動運」。好むと好まざるとに関わらず、環境や状況に変化の出る月。やることは多いが実りが少ない、しかし騒いではいけない。

 

新規事を始めようとすると逆境の道をたどる。山のように動かず、じっくり時を待つこと。意見の食い違いから論争になるので、自分を制御する忍耐力を身に着けることが重要です。健康面では、持病の再発や関節痛が起きる可能性があります。健診やリハビリは定期的に行うように務めること。

 

三碧は2018年、この八白土星の宮に入っている。ということは何かが終わり、何かが始まる 別れあり出会いありなど、思いもしなかった変化で、予想もしなかったことが次々と起こる。よって、今一度足元を点検して日頃の生活を見直し、真摯に取り組めば問題はない。

 

7月の突然の変化は今後、プラスになるので、「変化は進化」と考えましょう。またじっかのお墓参りや親戚に会っておくことも良い。

 

ネガテイブになると、喉や腰を痛めやすくなるので、前向きに。

 

吉日・・・5日 14日   注意する日・・・7日 9日 16日 18日 25日 27日   

 

お祭り第二談・・・都市部と田園では 祭りの季節が、なぜ違うのか?  理由は祭りの主役である「かみさま」の役割が異なるからだと言われています。都市は、都市を守るかみさま、田園は農業のかみさまと言うようです。疫病が流行るのは、高温多湿の夏が多い事、都市にとり脅威のひとつなのです。疫病は「怨霊」だと恐れられたのです。退散することを願って、夏に祭りをすることになったというわけです。

 

祇園祭は1200年以上も続いているといいますから。珍しい神社として、源頼朝の神格化、岬のような場所にある、大国主尊を祀る神社などもある。

 

オレ達が子どもの時は、学校も休みとなりお祭りに参加していた。オレは仮装行列に参加、お振袖を誂えてもらい藤娘になる。チャイナ服を着て、大きな扇子を持って練り歩く。大人の人たちに、お化粧をしてもらうと 異次元の存在になったようですっかりその気になっていた。叔父は高下駄を履いて歩き、神輿の先頭にたって御一行様を巡っていた。夕方は持ちきれないほどのご褒美をもらって帰宅。嬉しかったなぁ!

 

つづきます。

【二黒土星】高島易による7月の運勢

黄二黒は、七赤金星の宮にはいっている。七赤は「飲食の星」と言われ交友面が活発になる。プライベートで喜びがあり、経済的にも余裕ががあり、家族で楽しいことを通して心の栄養を得る。

 

二黒は、何事も収穫ありの時期になります。スタミナが切れない様にバランスの良い栄養補給を。人が集まる場所に金運上昇の兆しがあるので、面倒と思わずに人と触れ合いましょう。人からの紹介もあり恋愛や結婚に進展が望めそう。チャンスを逃さず自分に磨きをかけておくのが大事です。

 

二黒はいろいろな「土」の意です。作物 はな 木 水 土など多様な要素に寄り、収穫されるものも まるで違う。しかも微妙に異なるという特質を以っていることを、シンボルとしている。

 

人の意見に耳を傾けたり 誰かの手伝いをしたりと、一歩引いた態度が大事になる。二黒の人生の課題は「一歩下がって協調を第一に」です。人生の「師」は誰か?

 

吉日・・・4日 6日 13日 15日 22日 31日   注意する日・・・20日 (特に注意する日・・1日 8日 10日 17日 19日 26日 28日)。

 

文月 七夕をイメージしてのことでしょうか、美しい言葉に感謝します。この月は夏祭りの行事が行われる時でもあります。歳時記には京都八坂神社の祭礼「祇園祭」、博多祇園山笠厳島神社管弦祭 。笛の音 を始めとする和楽器のオンパレード。祭りの「句」として有名な、知っておきたい俳句を記します。

       祭笛吹くとき男 佳(よ)かりける・・・橋本多佳子

「これは日本の敗戦直後の作である。」多佳子は明治32年1月15日、東京 本郷に生まれた。祖父は「琴 山田流の家元」で、杉田久女、山口誓子に師事した。誓子の知的な作風と多佳子の豊かな感受性のなかで、融合し、鋭く かつふくよかな感じのする句になった。と故大岡 信(おおおかまこと)の解説でした。」

新暦では「お盆」にあたるので、祭りは供養の意を含んでいるのでしょうね。

 

つづきます。